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CMAを受講しての感想

CMAを受講しての感想

ats.yoshida  (吉田充夫)

私は夏の盛りの8月第一週に入塾し、早4ヶ月目を終えました。これを書いている今は5ヶ月目の延長期間に入り、学んだことを駆使して検証とリアルを並行して進めているところです。今日はCMAで学んだこれまでを振り返って、反省の意味で思うことを記します。

《入塾まで》

2年前に定年退職をして少額ながらある程度のお金を得ましたが、これまで労働対価が唯一の収入であった私にとって先行きは不安ばかりでした。晩婚のせいもあり、上は大学生から下は小学生(笑わないでくださいね)までの娘たちを育てていくためには、これまでの価値観を一新して、何か資産を運用できる活動をしていかなければならないという焦りがありました。

そんな時、たまたまLINEでCMAのことを知り、根崎塾長のコメントを見て心を動かされました。FXは過去に経験があり、ビギナーズラックである程度のまとまった小遣いを得たことがありましたが、結局調子に乗って資金を飛ばした経験があります。少額だったから諦めもつきましたが、私にとってFXとは公営ギャンブルと同じ程度のものだという誤った知識しかありませんでした。

しかし根崎塾長の言葉に触れ、日々送られてくる言葉を読み進めていくうちに、”これは本物なのではないか。FXは確率論であり、正しく学べば期待値を読む技術を身に付けることができる。そうすることで勝てるようになる” ということを信じるようになりました。入塾を決めた決定打があります。それは塾長の手紙の最後の最後、私に(皆さんに、ですね)握手を差し伸べる写真です。あれは良かった。私はあの写真一枚で本当に感動してしまったのです。この人の言葉を信じて一から勉強してみよう。そう決意し、入塾しました。

《入塾して 1〜2ヶ月目まで》

入塾してからが大変でした。私は情報機器関係の仕事をしていたので、PCやNETに関するスキルは問題なかったのですが、CMAのカリキュラムをはたしてどのように具体に進めればよいのか悩みました。検証の仕方すら全くわからない。元来人に教えを乞うことが苦手でもあったので、わからないことは必ずどこかに回答がある、そう信じて提供された情報を隅々まで探り、自身で理解を深める作業に没頭したため、気が付けば1か月たってもPB検証も始められない状況でした。でも何をどうやれば良いかの準備は整えることができましたので、そこから遅れを取り返そうと2ヶ月目は加速することを誓い、それこそ検証漬けの日々を送りました。実践記に提出していない検証もたくさん進めてみました。評価を頂くにつれ自分の中で自信も生まれてきたのを覚えています。しかし途中で、それまでの検証方法ではリアリティに欠けることに気づき、過去から未来へチャートを進めるときに、決して先の未来を見ないようにしてみました。ロウソク足一本一本をめくっていく感じです。すると勝率は一気に下がりました。そのときは大変がっかりしたのを覚えています。しかし今思うとそこからが、より真剣に取り組み始めるきっかけになったように思います。それまでPBが単純に表れるだけでエントリーしていましたが、MAの動く向きや直前のロウソク足の状況などを観察し、どういうときに勝てるのかを記録するようにしました。いろいろな考えを組み込んで試行錯誤し始めたのもこの頃でした。と同時に独りよがりの自信は命とりであることも思い知らされる時期でした。

《3ヶ月目》 

CMAの教えは全て、自身で理解を深めるために用意されているのだと感じるようになりました。与えられた基礎を徹底的に理解して、検証をして納得して、そしてその確度を高めていく段階では自身との戦いです。学んだ基礎をもって検証をして、勝てなければ理由を考えてまた検証する。そして自分なりのルールを組み立てて行く。気が付くとそれを反復する生活になっていました。3ヶ月目の終わりに家庭の事情で思うように勉強を進められなくなり、実践記への投稿をその後ひと月ほど怠っています。これは大変反省しているのですが、そんな中でも検証とデモトレは必ず実践して、少しづつでも前進する生活を続けました。時間を取れない分、逆に闘志を燃やす日々でした。

《4ヶ月目を終わろうとして》 

CMAに籍を置いたこの数か月は、私の人生の中でいくつかの記憶に残る転換期のひとつとなりました。全くの素人の私がFXの世界を知り、その取り組み方を教わり、今後の人生で真剣に取り組もうと考えている。巷には有象無象の甘い罠がありますが、こんな素晴らしい環境に出会えたことはとても幸運です。

今は検証と並行してリアルトレードを進めています。正直なところスタートは良かったのですが直近は負けが込んでいます。しかし理由はわかっていて、ルールを違わない、ということを甘くとらえていたからです。いざ実際のトレードに向き合うと、欲が出てルールに近いと勝手な判断でエントリーします。そして負けが込むと今度はルール通りの決済を待たず、プラスのうちにと早めに決済してしまったりします。この悪循環は、いったい何を学んできたのかと反省する瞬間です。

限りなくルールに近い、は、ルール通りではない、ということを再認識しました。これは本当に大切なことです。今まさに大いに反省している最中で、再度検証して、ルールを守れば勝てることを再確認しました。

《これからに向けて》

私のトレード人生はまだ始まったばかりです。この先1年2年で勝てるようになるのかは未知ですが、学んだことを実践して決して諦めずに前に進みます。CMAに在籍する皆様の平均からすれば、私は相当な年寄りですので先は長くありませんが、勝てるように努力する時間は残されていると信じています。CMAで得たことは財産です。知識、心構え、そして常に検証を怠らず努力するトレードの進め方。これらは絶対に忘れません。私の宝物になりました。必ず守り実践していきます。

FXを無尽蔵のATMにするという、それこそ夢のまた夢のような思いを実現するために、これからも頑張ります。そういう思いを抱かせてくれたCMAに本当に感謝しかありません。根崎塾長、笹田先生、そしてスタッフの皆様、本当にありがとうございます。期間終了後もお世話になれるプログラムがあるとのことなのでお世話になります。安定して勝てるようになるまでCMAから離れるのは寂しくてならないというのが今の正直な気持ちです。

大変長くなりましたがお許しください。入塾して本当に良かったと心より思っています。この良い出会いに感謝します。

2020年12月19日 吉田充夫(よしだあつお)

(添付はフォレックステスターでの検証結果の一部です。いくつかのルールで進めているうちのひとつですが…負けたり勝ったり、結構危うい時のものです。)

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