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TBスイングEUR円1h

乖離店でのTurn Back EBに注目したスイングルールで、EURJPYを1h足で検証しました。スイング両端のエントリーを減らすため、乖離ピークの目安として80MAの2σを用いています。乖離点でのTurn Back EBはほとんどこのラインの上に乗っています(ここでも私にとって FXは不思議な世界で、単純な数学規則に馬鹿みたいによく従っている)。『Turn outはわかるわかるで』、TOEBのサインの方向が出たあとだからだましにはあいにくいのでしょうか。小さい波で逆方向に行くと大きな波の方向から外れますが、戻りのTurn Backにも忘れずに乗るので、過去検証でこの期間で見たところ結構安定して大波に乗っているように見えます。直近4月から6月の値動きですので、プロの目には全ポジションドテン売買のようなスイングはどのように見えるのでしょうか。Turn Outの中で、滑らかに収束してきてPOになりそうなものは、最後の半波長手前に大抵現れる小さいEBを自然に選んでしまう(もう少し手前の大きな振幅のEBはStopに引っ掛りそうだし、POの後の立ち上がった後は間が抜けている)ので、今は気にしないことにします。どちらに行くか訳がわからないレンジでは、Turn Outでは手を出さないで、両端のTurn Back間でスイングできれば良いと思っていたのですが、たとえば6月6日−16日のレンジでは、TOーTB間で結構うまくスイングできているように見えます。ルールとして不十分な点についてもコメントお願いします。

75MA基準スイングシステムによるドル円4h足での検証

75MAを基準として、Turn BackとTurn OutのEB, PBを定義し、その出現のサインでエントリーと決済を繰り返すシステムを提案し、1年分の全PB, EBについて過去検証を行った。

1.75MA基準スイングルール:

1)75MA乖離ピーク近辺で出現するEB, PBをターンバックバーTBB (TBPB&TBEB)と定義し、エントリーと決済の両方に用いる

2)75MAへの収束領域で出現するEB, TBをターンアウトバーTOB (TOEB&TOPB, 特にPO開始前の起点はPOB)と定義し、TBB,TOBの組み合わせで、繰り返しエントリーと決済を完全にルールに従い機械的に行う(ドテン買の繰り返し)。

3) 75MA収束時は、多くの場合75MA上でもみ合い後、トレンド反転のTOBかトレンドが続くTOBが出現する。なおTBB間でトレンド方向のEB、PBはNTB(Non Turn Bar)と呼び、Stop引き上げ、分割決済に用いることができるが、原則何もしないでTBB間でのドテン買を繰り返す。

4) 年5-10回の長期トレンド出現時は、75MAからの乖離が続き、その間トレンド転換まで長期間の保持を原則とする(通常200-400pips以上の目安)

2.検証結果と考察

Turn backとTurn outは、平均からの乖離点と収束点に注目し、その動きの把握の下で、EB, PBの反転サインでエントリーする。このためリスクが極端に低くなる。なぜなら75MAから乖離もしくは収束状況からの反転は、必然的にローソク足はEBかPB、もしくはその組み合わせになり、その方向は定義からして波の動きの方向と一致しているから。逆に波の山、谷、収束点以外では、EB、PBが出現しても、転換のサインとしてあまり意味がない。実際、ルール1の10MA, 20MAを基準条件とするPB, EBは、図に示すように、ターンバックの両端のTBEB, TBPBの中間にあることが多い。また当然ながらレンジ相場の真ん中や、トレンド転換前の持ち合い領域で小さな波が繰り返す相場では、動きの方向がはっきりするまではルール1は有効でないので待つことが肝心。

 TB、TOに注目するスイングシステムの過去検証の結果は劇的である。1年間で100万円が5億円になる。これは不思議なことでなく,月2倍をコンスタントに1年続ける結果として当然である。ルールには何も難しい条件はなく,単にターンバックとターンアウトの起点のEB、PBを判断するだけで、利確も全てドテン決済、買いの繰り返しである。5月の日足のPBの過去検証では,年数回の大きなトレンドを確実に捉えるので、3年間で15回のエントリーで6倍になっていたが、そこではレンジ相場はパスしていた。FXの相場は,その値動きの短中期波動は、4h足でよく把握でき、その山、谷を確実に捉えると月2倍は可能性が高いことが証明できたと思う。今回は、いろいろな質問を具体的にしておりますので、検証結果の妥当性を含めてコメント宜しくお願いします。

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528USDJP日足PB検証

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ルール1に基づく日足PBについて、出現の条件と有効性を75MAに対するグランビルの法則に注目して検証した。転換点を示すPBには2つのタイプがあり、第一は 長中短期波動が収束し、75MAを支持点にして75MA上から乖離していく動きのサインであり、第2は75MAから乖離し山を築いた後、75MAに戻ってくる動きのサインになるはず。このことを確認するため、ルール1によるPBが、1) 長期75MAによる支持の有無、強度、2) 短中長期MAの収束と乖離状況、3) エントリーと決済の75MAに対する向き(MA<乖離:MA上、または支持されてエントリー、乖離(山)で決済、乖離>MA:MAから大きく乖離しMAに戻る動きでMAを目標に決済)、4)スイングの波動の周期、期間   について調べた結果をエクセル表の右に示します。                                                                                                                                                                ルール1の分析結果は、1) 日足PBは、グランビルの法則の75MAに収束時のものが、7本/15本あり、300pipsー1000pipsと値幅が大きい(合計利益約4000pips/5500pips3年間)、2) PBで75MAから乖離時のものは、値幅が100-200pips のものが多く、合計1500pipsと収束から拡張時のPBに比較して利幅が小さい(トレンド中の半値の押し目、踊り場からのエントリーを含む)、3) 75MAから乖離し長期と逆行するPBについては、1W程度の短期波動を考えて下位足でのダウトレールか、むしろ直近のレジサポでの指値決済が賢明に思える。コメント宜しくお願いします。

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