終わりは始まり~この世の全てはトレードである~
どうも、神武寺 晃です。
前回から少し日が空きましたが、
8月20日には東京勉強会と懇親会に行き、たくさんの方々とお話をさせていただきました。
僕自身の手法を公開したことによって様々な反応や意見が得られ
とても有意義な時間を過ごせました。
さらにそこから、ここまでCMAで学んできたことや
僕の手法の再検証を重ねていったことにより、勉強会で塾長のおっしゃっていた
「勝てるトレーダーはエントリーが少ない」が、少し見えてきました。
前回はハルさん抜けをしたあともトレンド継続するかどうかの見極めを書く
そう宣言していましたが
勉強会で「とにかく勝つ、初めは利益率より勝率を上げることを意識する」
勝率の落ちるハルさん抜け後のトレンド継続の見極めは、ひとまず置いておくことにしました。
なので今回は、僕の手法でのより勝率の上がるエントリーポイントの探し方と
今後の僕の生き方について書いていきます。
まず初めに今週のトレードを書いていきます。
今週僕は、USDCADの買いでエントリーしました。
このエントリーを見つけるのに試行錯誤して、いくつかの通貨を試したので
履歴を見たら分かるように、スキャルっぽい利確や損切りも多発したのですが(苦笑)
今後はこのようなことも減っていくと思います。
ただ最近はエントリーに1分足や5分足を使うことも多いので
その際に一気に伸びる傾向があれば、10pips程度をメドにエントリーして利確。
ということもやっているので、このような傾向になっています。
それらトレンドの方向性を見るために使っているのが、このチャートです。
エントリーポイントを拡大します。
ZigZagは青の長期が120で、赤の短期が12、
MAはMA in Colorを使いEMA20で設定して、ろうそく足と接したところは青く表示されます。
上下の矢印はZigZag Pointer Alert Emailというインジケーターを使い、
トレンド転換の目安にします。
もともと僕が最初に勝てるようになった手法がこの手法で、
エントリー条件は以下の通りです。
●CCIの日足を見て
買いのときは-100~-99につけたときで、売りのときは100~99につけたとき。
●さらに1時間足でも、上と同じ条件のとき(CCIがー99~99の間でしかトレードしない)。
●日足で長期Zigzagの矢印の方向と同じ矢印方向に、短期Zigzagが向いていること。
●次に1時間足を見て、日足と長期Zigzagの矢印方向が同じであること。
さらに日足の短期ZigZagと同じ矢印方向に向いたときに、エントリーの準備をする。
●なおかつ矢印が出たトレンド転換後の、ろうそく足3本以内に
MA in Colorが青く反応し、それがエントリータイミングで利確は一律10pips。
●ストップはZigZagを基準に置くので、
買いでも売りでも直近の短期ZigZagに置く。
このようなエントリー条件になるので
僕はこの手法でエントリーするときには、最初にCCIの数値を見てエントリーします。
そして利益は10pipsですが、外すと損失がだいたい30pipsくらいになるので、
リスクリワード比3:1のトレードなので、完全に勝率重視のトレードです。
ちなみに僕がエントリーしたときのUSDCADの日足は
こんな感じでした。
ベストなエントリーポイントですよね(^~^)
これを確認したあとに、いつものAutoFib TradeZonesを使ったチャートで日足を確認すると、
こうなっていました。
拡大してみると
日足でハルさん上抜け後、戻ってきて上昇開始。
ベストなエントリーポイントですよね(^~^)
日足でハルさん抜けで、そこからの押し目や戻りは、なかなか無いエントリーチャンスなので
ここを目安にエントリーポイントを絞り込むというのも
大きなトレンドを確実に掴む為のひとつの方法として、今後も採用していきます。
ただ今回は「大きく勝つ」より「確実に勝つ」を目指したので
いつもはFib61.8%を狙うのですが、今回は50%に抑えて利確しました。
それでも90.8pips勝つことが出来ましたが、
今回のアップトレンドは最大で1.26624まで伸びました。
ここに関しては僕は負けと捉えていて、
それは現時点の生活を変えないと解消出来ないと判断しているので
それを踏まえた「ある決断」を、後ほど書いていきますが
ここでは「トレンドの伸びをある程度、見ることが出来る」
インジケーターを検証していて、それが実際に今回も機能したことを確認したので
次回からこれも実戦で使いながらトレンドフォローをして、さらに損小利大を追究していくので
その手法を公開していきます。
この手法で使っていくインジケーターは、このインジケーターです。
ボリンジャーバンド・フィボナッチというインジケーターで、
ボリンジャーバンドにフィボナッチ係数を掛けています。
通常のボリンジャーバンドと違い、スクイーズ(収縮)やエクスパンション(膨張)が
あまり無いことが大きな特徴です。
色のパラメーターはこのように表示していて、
センターの白のラインがSMA20で、
緑のラインがボリバンの1σと-1σで、黄色のラインが2σと-2σ、赤のラインが3σと-3σです。
これに僕はハルさんと、一目均衡表の遅行線だけを表示させて使っています。
SMA20とハルさんの、ゴールデンクロスとデッドクロスに加えて、
一目均衡表の遅行線が、ボリバン3σや-3σを飛び出たときにトレンド転換や
大きなトレンドが発生するサインとしても機能します。
具体的には大きなトレンドが発生する際には、遅行線が垂直に近い状態で
ボリバンの3σや-3σから飛び出します。
トレンド反転時の兆候としては、ボリバンの3σや-3σから
ほんの少しだけ飛び出して戻った際に、トレンド転換します。
上のチャートでも遅行線が3σを少し上抜けして、3σに戻ったときにはトレンド転換
といった流れが分かると思います。
この一目均衡表の遅行線を使った手法が
「ボリ平ドラゴン式」という手法でザイFXに載っていますが、
僕は最初、この手法を知らずに
自分自身で遅行線とボリンジャーバンドフィボナッチを検証していたときに、ここに気付きましたが
大きなトレンドの際には遅行線が大きくボリンジャーバンドからはみ出ることが
既に手法として確立されていたことを知って、後から知った瞬間は残念と思いました。
が、同時に既に手法として確立されている内容を、
僕自身がこの手法を知る前に、チャートを見る中で見つけて検証したので、
「これはやはり使えるんだ」という確信にも変わっていきました。
ただ「ボリ平ドラゴン式」は、普通のボリンジャーバンドを使いますが
僕はこの手法では勝てなかったので、フィボナッチボリンジャーバンドに変更しています。
というよりも、僕はタブレットでチャートを見る関係もあって
このフィボナッチボリンジャーバンドを使ったチャートは、
過去時間軸を下にした縦画面で、そもそも考えついたチャートでした。
つまり僕はこのチャートはろうそく足を主にして見たチャートではなく、
ハルさんを主にして見たチャートとして考えついたチャートということです。
もっと言えば僕にとってろうそく足は、単なる高性能のボリュームメーターという考えなので
その動きに全てを委ねるダウ理論やチャートパターンも、
いちおう押さえるべきポイントとしては見ていきますが、
僕にとっては「それが全てではない」という考えなので、
たぶん、チャートを縦にして見るということが出来たと思っています。
さてハルさんを主にした、フィボナッチボリンジャーバンドのこのチャート
僕はハルさんを主にしてこの手法を見ているので、
このチャートは「Bollinger Road」という名前で保存しています。
つまりSMA20が道路のセンターラインで、ハルさんがその道路を走っている自動車
という位置付けで見ているのです。
アップトレンドは左側へのコーナリングと考えるので、必然的に遠心力がかかり
ハルさんは大きく右車線にはみ出しています。
これは大きなトレンドが発生するときほど、この傾向が強くなります。
具体的にはボリバンの-2σ付近をハルさんが走るときは、かなり大きなトレンド転換ですが
今回のように右車線のー1σ付近を継続的に走行するようなときも、トレンドは長く継続します。
ダウントレンド時はこの逆で、今ダウントレンドが発生しているチャートだと
NZDUSDの、こんな感じになります。
大きなトレンド転換に対して、ダウントレンドは右側へのコーナリングなので
左側に遠心力がかかり、ハルさんはボリバン2σ付近まではみ出しています。
また一目均衡表の遅行線も、勢い良く飛び出していますよね。
僕はこのチャートを見たのが今朝だったので、今回の流れには乗れませんでしたが
既に利益確定したUSDCADと共にトレンド継続の検証の為に、このチャートは観察しています。
というのも、ボリバンの2σや-2σのバンドウォークに注目していて、
長いトレンドの途中で乗っかるのであれば、どの辺りで乗れば安全に乗れるのか?
これを今、検証しながらこのチャートを眺めています。
さて、僕のCMAでの実践記は、今日で最後になります。
いろいろと考えた結果、僕はCMAを離れることにしました。
僕はこのCMAに入って学んだこと、
というよりも僕は人生において「全てがヒントである」というふうに考えているので、
僕はサポートも使っていませんし、ライブセミナーも最初のほうで2回程度しか見ていない。
さらに勉強会での質問も「答えを得る質問」ではなく「ヒントにする為の質問」しかしていない。
そんな状況で全て「自分で仮説・検証」を繰り返してきました。
ただ基礎であるダウ理論や、PBやEBなどプライスアクションやフィボナッチトレード、
これらの基礎がしっかりとマニュアル化されていたので、僕はこのような手法を編み出せました。
よく「型破り」と「形無し」と言いますが、
「型破り」は基礎を知ったうえで、それを破ることで、
「形無し」はそれすら無い、中身の無いことを意味するので、
僕がCMAの中で「型破り」の手法を公開できたのは、
こういった基礎がしっかりとマニュアル化されていたことが、最大の理由です。
本当にありがとうございました。
僕がCMAを離れる理由は
「僕が自由に使える時間とお金を生み出すこと」と「CMAにかける時間とお金」を
トレードすると仮定して、多角的に検証した結果でした。
僕は今、フリーランスのコンビニ店員をやっています。
ネットではクラウドワークスのような個人へのアウトソーシングサイトがありますが、
リアルでもそういったアウトソーシングサイトがあり、そこに登録しています。
僕はここで条件のいい仕事に指名される為に、昨年はコンビニの派遣会社に入っていて
そこでセブンイレブンの仕事を覚え、
今年の初めからはローソンやファミリーマートの仕事を、別の派遣会社に登録して覚え
3月中旬くらいから派遣会社を通さずにマッチングサイトで仕事を探し、
その後はオーナーさんや店長さんと、サイトを通さずに直接アウトソーシング契約をして
日払いや週払いで給料を手渡しでいただく生活をしています。
僕は2年前に、地元を出てから5年間住んでいた博多を離れて、
横浜に住み始めました。
そのときは家もなく、今とは別の日払いの仕事をしながらネットカフェなどで生活していて
そこから家に住めるようになり、生活水準も上げていきました。
コンビニは時給も高く、しかも人手不足の業界で「売り手市場」なので、
今のようなフリーランスのコンビニ店員という仕事も出来て、
月に1万円ではあるものの、FXにも資金を投入することも出来るようになりました。
こうやって少しずつ僕は、基盤を作っていったのですが
その為に心がけていることは「本当にやりたいことに“のみ”集中して時間もお金も投資する」
ということを心がけています。
仕事もやりたくないと思ったら、その店では二度と仕事しない。
コンビニで働くよりFXで稼ぎたいと思うなら、
働く日数を減らしてでもチャートに向かう時間を作る。
もし、これ以上CMAを続けていくのであれば、今の週6日働いている現状を変えることが出来ない。
チャートをしっかりと見る時間を増やせば、もっと稼げると確信を得られたのに
その時間を確保する為に働く時間を減らせば、収入は減るのでCMAには残れない。
そう考えたときに
「CMAが無くても僕は、勝てるトレーダーになれるのか?」
そこを最も考えましたが、
結論としては「それが出来ないことには専業トレーダーになれないんじゃないの?」
ということでした。
たぶん今、CMAに残っている人たちというのは
「誰かと共にいることによって、最大の力を発揮していける人たち」と僕は思っています。
しかし、僕はそうではなく
たぶん「独りでいる時間を増やせば増やすほど、表に出たときに力を発揮していける人」なんです。
確かに勉強会に出ることによって、僕は様々なことを考えることが出来ました。
しかしそれは「ここまで表に出てこなかった5ヶ月間の蓄積」があったから
それを表に出したときに、塾長から高評価を得ることが出来た。
そう考えています。
実践記や懇親会で塾長から「本を出しましょう!!」と言われたこと、
これは素直に嬉しいことでした。
しかし僕は、今の日本人相手に、本を書こうという気は起こらない。
特にコンビニ店員をしていると、そう思えてきます。
相手のことを見られない人が増えてきた、
誰もいないレジに無言で品物を置いたり、後ろや横を向いて仕事をしているときに
無言で品物を置くようなクソ日本人は、年々増えてきています。
逆に外国人は「スミマセン、オネガイシマス」と、笑顔で声をかけてくる。
「そこまでされたら、あなたを最優先するしかないよね」と、思わせてくれる。
僕が専業トレーダーになって最初にすることは「日本人であることを捨てること」
そう考えています。
これは特に九州を出た2年前から強く意識していることで、
僕の神武寺という名前は「怒りの名前」として自らの名としたこととも繋がります。
九州から出てきて数ヶ月したときに、京急の神武寺駅に仕事で行きましたが
そこで見たのは、米国人の女の子が電車を降りて
通常の改札を通らずに真っすぐに、米国人専用口に向かっていった光景でした。
日本人が通れない改札がある、
しかも日本人は、踏切を渡って改札に行かなくてはならない。
しかし米国人は、踏切を渡ることなく改札に行ける。
この事実は、副島隆彦氏の「属国・日本論」の裏付けを眼前に見せ付けられた瞬間でした。
しかもそれを売国奴の日本人が後押しして、日本人は苦しみ米国人は優遇される。
そこに対する「怒りの名前」として、
僕は「神武寺」と名乗ることにしたのです。
僕はこれらのことを知ろうともせず、逆に指摘した者を袋叩きにする
無知で愚鈍な日本の大衆の為に何かを授けようとすることを、博多を出るときに諦めました。
つまり僕は既に「日本ロスカット」を決めている、ということです。
Youtubeも、これら「無知で愚鈍な大衆」の意見を最大限に採用するようになった
Googleの為にアカウントを消されたようなものでした。
何故ならこれら大衆や、
大衆を扇動して「不都合な真実を知らせないようにする勢力」が
Googleに異議申し立てを連発すれば、アカウントは消えるシステムになっているからです。
ここを詳しく話すと長くなるので、この辺で割愛しますが、
僕が今月、実践記を書いたのは、
CMAで学んだこと、学べたことに対しての「恩返し」でもあります。
しかし、それ以外の者に対して、不特定多数のクソ日本人に対して僕は今後
何かを提供しようという気はありません。
だから僕は2年前に、全てのSNSのアカウントを消しました。
誰かに対して、
特に日本人に対して価値提供をすることを諦めたから
僕は、トレーダーになることを選びました。
確かに相場は数々の人々の思惑が飛び交っているし、
個人投資家は大口投資家のエサかもしれない。
しかし僕にとってトレードの世界とは、こういう世界なんです。
「ドラゴン桜」の作者である、
三田紀房氏が連載中の「アルキメデスの大戦」からのひとコマです。
僕が様々なインジケーターを使って相場分析をする理由は
まさにこの言葉にあります。
ろうそく足中心のトレードだと、感覚的な要素が強すぎて理解が出来ないと最初に感じました。
しかしインジケーターは、それぞれの数値に意味がある。
僕は「この世の全ては後付けで出来ている」と考えているから
例えインジケーターの動きが遅いと感じても、「どうすればその遅れを補正出来るか」
というふうに考えます。
インジケーターの数値は、確かに後付けかもしれません。
しかし、僕はこうとも考えます。
僕がこれらインジケーターを駆使して勝てる確率は、70%以上の確率で勝てて
平均100pips以上を目指しています。
ストップを短期Zigzagベースで置くので、そうなると50~70pipsのストップも
時には必要となります。
ならば100pips以上勝てなければ、手法として使い物にならない
だから前回「発展途上である」と書きました。
これらの根拠になる数字は、ここにあります。
「バルサラの破産確率表」というのがあって、これによると
リスクリワード1:1であれば、勝率70%以上で破産確率は0%になる。
ここを根拠にこれらの数字を導き出しています。
僕が今回の90.8pipsを「負け」と言ったのも、こういった視点からです。
しかし「勝ちに繋がる負け」であれば、いくらでも負けてやる、
僕はそう考えています。
それに今回のトレードで一度だけ、最初に書いた手法で10pips取れるポイントがあったんです。
ハルさん抜け後の押し目で、EMA20で反発したポイント
ここで10pips増し玉が出来たこと。
もっと言えばこのあと、前回高値を更新したポイントのダウブレイクを確認したら、
ストップを建値に持ってきて増し玉開始、ということも出来たポイント、
ここで仕事をしていたので見逃しました。
こういった「利益を大きく出来るポイントの見落とし」が増えるので、
僕はコンビニで働く日数を減らしたいのです。
そうすればリスクリワード1:1.5や、1:2のトレードも増やせるので
さらに破産確率は減っていくので
トレードで生き残る確率も増えてきます。
今、トレードだけに集中出来る日を増やせば、僕は間違いなく勝てるトレーダーになれる。
しかしその為には、CMAを継続する費用を削ってでも、コンビニで働く日数を減らしたい。
つまり、
これら「時間とお金のトレード」の中に、CMAも含まれているということなんです。
ここまで考えた末に僕は、CMAを離れることにしました。
が、僕がここまで真剣に考えられたのも、それだけCMAが「良い環境」だったからです。
そして僕の検証と実践のきっかけになったのも、CMAの「良い環境」があったからこそです。
ここまで本当に、ありがとうございました。
最後に、僕は「日本ロスカット」を決めていますが、
塾長から「本を書きましょう!!」と言われたこと、
この言葉をいただけたことは、僕の大きな糧となっています。
だから今の僕は、単なる専業トレーダーを目指しているのではなく
「本が書けるレベルで勝って稼ぎまくる」専業トレーダーになります。
僕が次に塾長の前に姿を見せるときは、そうなったとき。
既にそう、決めています。
なので、そこに少しでも早く到達出来るように
CMAを離れたら、これまで以上にトレードに打ち込んでいきます。
ここまで僕の実践記を読んでいただき、本当にありがとうございました。
次にもし、お会いする機会がありましたら
そのときはお互い、専業トレーダーとなっているときなので
そのときに様々なトレードの話が出来るよう、まだまだレベルを上げていきます。
最後までありがとうございました。
神武寺 晃