ドル・円、4時間足の検証が完了。

検証結果（USDJPY-4H）

2010年からで計100回の検証。最初の検証（添付エクセル「ルール＆合計シート」右側の表及びグラフ）では、芳しくない結果だった。最終的な資金は1.8倍増となったが、90回目の検証で615pips・94万円という大勝ちがあり、それがなければトータルでマイナスに終わっていたのと、89回目までは当初資金の100万円を挟んで行ったり来たりという状態。勝率も34％と低く、これではリアルトレードでは継続できないだろうなと思った。
また、リスクに対して4倍や5倍といった含み益が出ながら、トレールを上げるポイントもなく相場が急戻りして建値決済ということが何度もあり、やはりこれもメンタル的に厳しいと思う。
そこで、リスクに対して2倍以上の含み益が出た段階でストップを最大利益の50％まで上げるという決済手法も取り入れ、再度検証してみた（添付エクセル「ルール＆合計シート」左側の表及びグラフ）。すると、最終資金は1.8倍から3倍に、勝率は34％から40％に上がった。追加決済手法で決済価格が変更となった箇所のセルをオレンジにしているが、中には当初手法より利益が減っているケースもあるものの、多くは利益が伸ばせたり、建値決済だったものが利益を残して終われたという結果になった。メンタル的にも自分にとってはこの方が良いので、他通貨もこの決済手法で検証していきたいと思う。

日足5通貨の検証が完了した。

日足まとめ

利益の大小はあれ、全ての通貨ペアで最終的にプラスとなった。

次は1時間足で検証をしてみたいと思う。

ポンド・円の日足検証が完了。

検証結果（GBPJPY-日足）

検証回数は51回、勝率は47.5％、資金は4.17倍となった。ポンド・円は今回のルールと相性が良かったのか、一度で最大3866pipsなど総獲得pipsも10000を超えた。連敗やドローダウンも小さく、トータル的に安定していた。

ポンド・ドル、日足の検証が完了。

検証結果（GBPUSD-日足）

2006年からで検証回数は49回。資金は1.35倍という結果。最大2000pips以上の利益を上げるエントリーもあり中盤までは安定して資金が増えていったが、後半は大きく勝つことがなく資金推移はゆるやかに減っていった。最大連勝は3も最大連敗は8に上り、レンジ内でのエントリーだと勝率が低いなと感じた。

ユーロ・円の日足検証が完了。

検証結果（EUR_JPY-日足）

2006年からで計52回の検証にとどまったが、資金は1.68倍増と大きくは増えなかった。獲得pipsは4,000オーバーも、大きく獲得できた時はボラティリティが高い時で、損切幅も大きい為にロットが小さく金額はさほど伸びなかったという印象。それでも大きな連敗やドローダウンもなく、推移としては安定している。
とりあえず今は完全ルール通りのエントリーで検証しているが、それでも利益が残せている状態なので、レンジを避けたりサポレジを意識したトレードスキルが身につけば、必ず安定して勝てるようになると思う。