BB52からのエントリーの精度を上げる「BB52 CHAIN」という手法
どうも、神武寺です。
最近の私は「覚醒期」に入っています。
どういうことか、というのは
私は「双極性障害」を持っているので、
・何をやっても上手くいき、体力も気力も充実し、頭の回転も速くなる「躁」の時期(覚醒期)と
・何をやってもダメで、体力も気力も尽きて、頭の回転も遅くなる「鬱」の時期
(沈滞期あるいは鬱積期)が、周期的に訪れてくるんです。
たぶんこれは、人間ならば誰しもあるのでしょうが
(特に女性は、生理というものがあるので、自覚症状はあると思いますが)
発達障害を持っていると、特にこの落差が激しくなるんですよね。
例えば「覚醒期」の今は、睡眠は2~3時間でも
丸一日、全開で活動できますし、
電車の移動中の睡眠だけで、仕事も全開でこなせますし、
そのあとトレードにも集中できる、という状態なんですが
これが「沈滞(鬱積)期」になると、仕事のパフォーマンスも落ちるだけでなく
トレードでも勝てなくなります。
この症状を持っていると、こういった「躁の時期」と「鬱の時期」の落差が
他の人よりも大きくて、
それを自分自身でコントロールできないのが「双極性障害(躁鬱病)」という症状です。
ただ私は、前の実践記で書いたように
脳の構造を徹底的に把握することで、ここを少しずつコントロールできるようになり
今ではその周期も、だいたい分かってきました。
だいたい秋から冬は「覚醒期」で、
んで、1年に一回、4月~5月に体調が悪くなる時期を境に「沈滞(鬱積)期」に入っていく。
そして夏から秋にかけて、徐々に回復していき
このくらいの時期から「覚醒期」に入る、ということが分かってきたので
このうちの「沈滞(鬱積)期」で落ちるパフォーマンスを
どれだけ落とさないようにするか、ということを
特にここ2~3年は考えてきて、それを検証して実践してきたので
来年は今年よりも、パフォーマンスの低下を防ぐことが出来るかな
というふうに思っています。
(ちなみにタバコも、このコントロール要素のひとつになっています。)
実際に今年も、「神武寺の5月病」というタイトルで実践記を書こうかな
というくらいに、期間にしては2~3日でしたが
大きく体調を崩した時期ありました。
しかし、昨年は大きく体調を崩したあとも
1ヶ月くらいは本調子に戻らず、常に最大パフォーマンスの7~8割
という状態で生活していたので、
まーフラストレーション溜まりまくりでしたから
そこからすれば大きく改善しているので
しっかりと成果が出ているんです。
このように私は、
自身の障害を少しずつ、克服していきながら今がありますが
トレードにおいてもそれは同じなんです。
私のトレードの課題に「エントリーがヘタクソ」
というのがあって、
それはこれまでも解決されていない課題でした。
あとは、長期の分析は出来るのですが、そこから短期の分析ができなくて
長期ではロングでも、短期ではショート、あるいはその逆の相場では
勝つことが難しいということに加えて、
スイング(1~2ヶ月単位)を見越したトレードでは勝てて、
300~500pips(目標1000pipsに対して)を取ることは出来るので
それを勉強会で発表(ここを参照)したこともありますが
私自身が、投資資金をあまり増やせない状況で
それをFXで稼ぐことでしか活路を見出せない状況なので
今の私にとっては長期で勝てても、それで状況が激変する
ということには繋がらないって、
あの手法を公開してからも、ずっと思っていました。
これを打開するには、
どうしても短期(デイトレ)で勝ち続けることが必要だから
長期と違って短期では、エントリーがヘタクソだと勝てない、と気付きました。
その欠点が解消されてないから、
勉強会で発表したあとに専業トレーダーを目指すと決めて実践するに当たり、
ここがネックになって、一時的に勝っても
勝ち続けることができないワケなんです。
ただ、先に述べた「沈滞(鬱積)期」というのは
こういった状況を打開する為に、知識を深めたり、(負けまくっても)検証と実践を重ねたり
という時期とも重なってくるので、
そこで諦めずに、様々な「悪あがき」をすることによって
「覚醒期」でそれが活きてくる、ということに繋がってくることは
昨年や一昨年の状況から見ても分かっていたので、
今回発表する「BB52 CHAIN」というのも
今まで学んできたことが「覚醒期」に入ったことによって
これまで見えなかったものが見えてきたことによって、ここで発表することが出来ました。
そんな「BB52 CHAIN」という手法を
これから公開していきます。
ちなみにこの手法が見つけられた背景は…
このアニメを見ていて
オープニングテーマの「only my railgun」を聴きまくって、閃いたのでした(笑)
私は曲を聴くときは、特に歌詞に注目して聴いて
そのあと、歌っているアーティストのことを徹底的に調べて
そこからさらにハマっていく、というサイクルを繰り返していますが
この曲を歌っている「frip side」というアーティスト
前の実践記で書いた
「クロックワーク・プラネット」のオープニング「clocwork planet」を
歌っていただけでなく、
先のリンクでも話していたように
ヴォーカルの「南條愛乃(なんじょう よしの)」は、もともと声優をやっていて
主人公の「見浦ナオト」役の声優だったのに
しかもDVDまで持っているのに、
そんなことにも気付かなかったんですよ、今まで。
しかし、前回の実践記を書いたときに、ここに気付いて
そこから「flip side」と「南條愛乃」のことを、徹底的に調べてハマっている
みたいな感じになってます(笑)
んで、この
これを何度も見まくって、気付いたら頭の中で曲をいつでも再生できるくらい
聴きまくっているのですが
この曲に何でここまでハマったのか、というのは
ここで歌詞を見るたびに、私の人生そのものだと実感したからなんです。
この実践記のタイトルも
歌詞の中にある「限界など知らない 意味無い!」
にしようかと思ったくらいにハマっているんですが
今の私が「限界など知らない 意味無い!」って状況だから、
この曲を聴きまくることによって、それがさらに強くなっているんです、たぶん。
ちなみに、私の「長い“鬱の時期”」に聴いていた曲が
この曲は「シュヴァルツェスマーケン」というアニメのオープニング曲で
この頃にこのアニメが好きで、オープニング曲ということで聴いていましたが
何とこの曲も「flip side」が歌っていたんですよね.
これを見ると、何で「長い“鬱の時期”」に、この曲を聴いていて
それが耳に残っているのか?
それは冒頭の
果ての無い絶望だけ 残された 闘いに生きる
崩れゆく こんな世界で たったひとつ信じるのは この心の痛み
ここなんだろうな、と思います。
この曲も
私の「長い“鬱の時期”」を象徴する曲なので、
ある意味、私の人生そのもの、と言ってもいいのかもしれません。
あとは歌詞にある「黒の宣告」という意味、
これは戦地医療や災害時医療の際に使われる「トリアージタグ」の「黒のタグ」の意味で、
「救命病棟24時」や「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」などの
救急医療をテーマにしたドラマを見た人は分かると思いますが、
「生存確率が著しく低い、あるいは死亡」の意味で
これが貼られると、たとえ生きていても救命は後回しにされるので
その辺りの人間模様は、これらのドラマでも描かれていたんですが、
私にとって「長い“鬱の時期”」は、
ある意味「黒の宣告」の時期だったので、この辺りも人生そのものと言えますね。
さて、これらを調べて分かったことがあって、
私は博多でアーティストのプロデュースをしているときに
ブログを書いていたんですが
その中でよく「歌を聴いたらそのアーティストの人生が分かる」って
よく書いていたんですよね。
人生が薄っぺらい奴は、たとえ技術が優れていても
いい曲づくりをして歌っても、ぜんぜん響かないし
「何でこいつらに、こんなにファンがいるんだ?」
ってアーティストやバンドは、ゴマンといましたし、
たとえ技術で劣っていても、
前回の実践記で書いた「さゆり」みたいに
回りのちょっと上手くてファンもついているアーティストやバンドからは
「あんなのギターテクとは言わない」なんて言われていて
それは「”やっかみ”や”ひがみ”」も、あったとは思いますが、
あのグランプリを獲得するまでは、
地区大会や九州大会では、ギターの弦や指まで切って血が出ても
それでも最後まで全身全霊でしたから、
私が他人目線で見ても「いや、これグランプリでしょ?」
ってくらい、圧倒的な存在感を放っていましたし、
グランプリを獲得した全国の舞台では、
弦は切らなくなったものの、指は切って血が流れていて
それをMCに指摘されるまで気付かなかったくらいなので、
あの曲をライブで歌ったら、
それだけで次の曲からは声が出ない、というくらい
一曲に「命を懸けられる」といっても過言ではない子だったんですよ。
そういった要素が出会った頃からあって、
自分の声へのコンプレックスから、ヴォーカルを見つけてユニット組んで
そのヴォーカルを育てながら活動していたんです、14歳にして。
んで、そのヴォーカルが出られないけども、
お祭りのイベントで、けっこう人の集まる魅力的なオファーがあって、
それにどうしても出たい‼ってことで
それはユニット初ライブ(私の人生で初の主催イベント)
が終わってすぐの頃の話で、彼女はソロで歌ったのですが
ライブが終わって控室で過呼吸を起こして
そのあとに初めて「ソロライブは初めてだった」って、私に話したんです。
自分の声にコンプレックスがあるのに
それを抱えながら、さらにソロで人生初のライブでの、想像を絶するような緊張感に耐えながらも
ステージではそれを全く感じさせずに歌っていて、
んで、ライブが終わったら過呼吸ですよ。
この一件があってから私は、
「何が何でもライブに出たい、ソロ初ライブでも出たい‼」
って気持ちだけで、ここまで出来る子だったから、
「この子は絶対にプロになる逸材だ!!」って
確信を持って「絶対にこの子をプロになれるまでサポートする!!」って決めて
それで二人三脚でやってきていたこともあって
実際にグランプリを獲得するまでサポートしてきました。
しかも、グランプリまで出会って1年半という、あっという間の期間で。
これらの経緯からも言えることなんですが、
前回の実践記で書いたように
私が「答えから状況を作り上げる」ということとも、そこは繋がっているんです。
「絶対にプロになる子だ!!」という「答え」から、
そこに到る状況を作り出して、そして実現させてきた。
そんな中で私が「歌から人生が見える」って、言っていたワケだから
「frip sideの曲に対しての共感性には、必ず理由がある」って、
考えるのは自然なことなんです。
私が「flip side」の曲を聴いて、曲に惹き付けられる理由と
それを歌う「南條愛乃」の歌から伝わってくるものと、その共感性の理由は
「痛みを知っている」からこそ、それが真に伝わってくる。
そして、常に自分達を高めていくことを忘れない、プロ意識の高さ。
そういうところが、歌を通して心に届いてくるのでしょう。
これが、今のfrip sideの人気に繋がる理由なのかもしれませんね。
私はこの手法を見つけるまでに半年くらい
勝てても勝ち続けることが難しい、という”痛み”がありました。
そして「とある科学の超電磁砲(レールガン)」の中でも
もともと強い主人公が、なかなか強くなれない人たちの”痛み”を知って、
そこからさらに強くなる、というシーンがありました。
さらに作品のオープニングの「only my railgun 」は、作品のテーマに沿って
作られた曲です(flip sideの曲でアニメ主題歌を作るときは、必ず作品のテーマに沿っています。)
なので私は最初、これから公開する手法名を「BB52 RAILGUN」
という手法名にしようかと、真剣に悩みましたが
手法の意味とかけ離れるので、「BB52 CHAIN」という手法名にしました。
意味は「BB52の連鎖」ということに加えて
私が前回の実践記と、先ほども少し書いた「共感性の連続性(連鎖性)」
ということからも、こういう手法名にしました。
ここから「BB52 CHAIN」の、検証結果と実践結果を
書いていきますが、
先ずは検証結果から、書いていきます。
検証、といっても
何のことない簡単なことに、今さらながら気付いたことであり
それこそ先ほどの例のように、
アニメにハマれば、そのアニメやシナリオにばかり
ずーっと興味が向いて、他には目が行かず「なんとなく」覚えていて
んで、後から「なんとなく覚えていること」に目を向けて
「なんとなく覚えていること」を深堀りしていったら
色んなことに気付いて「おぉ!今さらながらすげぇぇぇぇぇ!!!」となる
アスペルガー脳だからこその「あるある」なんですが、
画像を貼ると、こういうことなんです。
はい、ただのマルチタイムフレーム分析が、理解できたという報告でした。
実践記は以上です、最後まで…
…ウソですゴメンナサイ。
ここで終わったら色んな人に怒られそうなので、ちゃんと書きます^^;
確かにこれが分かってから
マルチタイムフレーム分析を一気に理解できたことに間違いありませんが、
それだけではなく「エントリーポイントの絞り込み」にも、
この、BB52 CHAIN を発見して、精度を上げることが出来たので
そこを中心に書いていきます。
矢印のポイントでエントリーしたのですが
このエントリーの際に、5分足まで見ていったとき
この矢印の位置に5分足に垂直線を引いて
そこから長期足を見ていったら、1時間足まで全ての時間足で
BB52が発生していたんですよ。
そこからロングでエントリーしての結果が、以下の通りです。
106.6pips取りました。
途中からトレーニングストップを入れていましたが
最初のストップが20.5pipsだったので、リスクリワードがだいたい1:5というところですね。
これを見つけて、他の通貨でも検証していったところ、
この状況のときには、BB52で勝てる確率が飛躍的に上がりました。
特に、レンジブレイク時に「どちらに抜けるか?」というのが
早い段階で分かるので、結果的にそれが損小利大に繋がっていく、ということです。
検証だけだと「全勝」なのですが、
全勝の前提条件には「トレンド方向の判断」が必要になるので、
先ずは、日足でトレンド方向を見て
(このときBB52が出ていたら、特に方向性が掴みやすい)
その後、4時間足の方向性を見て、
例えば天井付近でレンジだったら、そこから上に行くか下に行くか
あるいは、しばらくレンジが続くか。
その判断を早い段階で行えることが出来るのが
このBB52 CHAINという手法です。
その、検証方法をお伝えいたします。
先ず、垂直線を引くときの色なのですが、
これは線を引いても、ろうそく足のヒゲまで見ることの出来る色がいいので
この「Deep Pink」という色を使っています。
あと、ここからは、
長期足からでも短期足からでも、BB52を見つけた部分に垂直線を引いて
短期足に引いたら長期足に、長期足に引いたら短期足に遡っていけばいいんですが
ここでは短期足から長期足を見て検証する方法を書いていきます。
先ず、ダウを超えた部分の短期足に、垂直線を引きます。
ここでは5分足から引いています。
これを遡っていくと、こうなります。
先ずは15分足
30分足
1時間足
というふうに検証していきます。
このように、1時間足までの全ての時間足に
BB52が出ていますね(* ̄ー ̄)ニヤリ
その後、こうなっています。
この時のBB52は「ブレイク」の段階だったということも、これで分かりますね。
あとは、直近のサポレジを割るかどうか、というのも
エントリーの基準となりますが、
この場合は一旦はサポレジを割って、その後に伸びていき
BB(ボリンジャーバンド)の2σに当たって反転して、その後にサポレジを割らずに反転していき、
52SMAとBBのミドルバンド(20SMA)がゴールデンクロスしたポイント(BB52発生)だったので
「次は抜けてくる可能性が高く、しかもサポレジを割っていない状況からのBB52」
だったのでロングでエントリーした、という状況でした。
私はブレイクの時点で今回、エントリーしましたが、
これは「ブレイクで一気に伸びる可能性」を考えてのことです。
しかし、もう少し待てばさらに「損小」が可能になるので、
今でも強力なエントリーポイントなんですが
私の「エントリーの精度を上げる」という課題に対して言えば
もう少し、突き詰める必要はあるのかもしれません。
そこは今後の課題として、少しずつ精度を上げる検証をして
再び公開出来れば、と考えていますが、
今回に関して言えば、塾長がだいぶ前のWEBセミナーで話していた
「3点burst(バースト)」…だったと思いますが
大きな安値(今回はサポレジを割った安値)の、
次の安値から数えて3点目に、大きく値が動く。
という法則が働いています。
ただし、今回に関して言えば、の話なので
ここを中心にさらに検証していって、より精度の高いポイントを見つけられれば
それは「さらなる損小」に繋がるので
まだまだ突き詰める余地はある、ということです。
つまり「限界など知らない 意味ない!」ということですね (* ̄ー ̄)ニヤリ
あとは
もし1時間足から、もしくは4時間足から短期足に遡る検証方法であれば、
この逆をやればいいです。
つまり、ダウブレイクの部分でBB52が発生しているポイントに
垂直線を引いて短期足に移行していけばいいです。
ただ、長期足から短期足に遡る検証法だと、
どうしても少しズレが生じるので、その微調整は必要になります。
んで、5分足でズレを修正したあとに、再び15分足、30分足、1時間足と
見ていくので少し手間はかかります。
ただ、マルチタイムフレーム分析を
環境認識をして行うことが大前提となっていて
それを行う際には必ず、長期足→短期足→再び長期足
というふうに見ていくことを考えたら
長期足でBB52が発生しているところ
もしくは発生しそうなところ(あと数時間でBB52が発生しそうなところ)を
見つけてから短期足に移行する、という方法も良いと思います。
私はどちらの方法も使っているので、最初は両方やって
簡単なほうで検証してみたらいいと思います。
もう一つ、勝ったトレードを紹介します。
先週はポンド円でも勝っています。
9月13日のトレードですが、
この日は
・20:00にBOE(英国中央銀行)の金利発表
・20:45にECB(欧州中央銀行)の政策金利発表
・21:30にECBドラギ総裁の定例記者会見
というように、
欧州通貨を取り扱う際に大きな値動きのきっかけとなる
重要経済指標の発表日でした。
ポンド円を前日から見ていたら、
こういう状況だったんですよね。
145.400のサポレジを超えずにいる状況で、
しかも、2日ほどずっと、この付近でレンジを作っている状況でした。
11日に一旦、ここを超えましたが
またレンジに戻ってきた状況で、
先ずここで見たのは「チャートパターン」
高値が切り上がらず安値だけが切り上がっていく状況だったので
トレンドラインを引かずとも「アセッティングトライアングル」が出来ている
というふうな判断が瞬時に出来る状況でした。
分からない人の為にトレンドラインを引くと
こういうことです。
少し時間を進めましたが、このような状況ということです。
これを時間を進めて拡大したら
こういうことです。
さらに時間が進んで、この状況からサポレジを抜けたらエントリー
という場面でした。
そしてここから少し時間を進めると
このようにBB52が出てから、145.400のサポレジを超えてきました。
この日は先ほども書いたように、夜に重要経済指標が発表されるので、
先ずは最初のBOE政策金利の状況を見てからエントリーする、と決めていました。
ちなみに日本時間は、ここに表示されています。
下側の青で囲った部分です。
「JPN Time SubZero」というインジケーターを使えば、このように
日本時間を表示することが出来ます。
この段階でBOEの金利は発表されているので
ここから短時間足の分析に取り掛かります。
サポレジを超える前に1時間足でBB52が出たポイントに垂直線を引いて
このポイントですね。
サポレジを超えてアセッティングトライアングルは確定したので、
この段階でトレンドラインは消します。
30分足に移行します。
1時間足でのBB52の発生ポイントが、30分足とも重なっていますね。
これを確認したら15分足に移行します。
15分足でもBB52が出ていますね。
1時間足から15分足まで、全ての時間足での垂直線上にBB52が発生している。
このように、
「垂直線上で時間足をまたいで連鎖的に、同じトレンド方向にBB52が出ている状態」
これが「BB52 CHAIN」です。
ここまで見ていくと既にロングでのエントリーを検討しますが、
この段階で出ている、BOE金利発表を受けての値動きを見る為に
少し様子を見ました。
様子見もかねて5分足に、このまま移行します。
(様子見なので、少し時間を進めます)
5分足まで、ロング方向でBB52が出ていますね( ̄ー ̄)ニヤリ
ここでJPN Time Zoneを見たら分かると思いますが
20:00のBOE政策金利発表で一度、大きくブレイクしてから
再び戻ってきてBB52でロングの方向に向かっていますね。
そして、145・400のサポレジも、割っていない。
さらに時間を進めて見ていくと、
20SMAも超えてきたので、
ここでエントリーしました。
ストップは、ここに置いています。
赤線の145.276、ここにストップを置きました。
145.400より少し下の付近でストップを詰めても良かったのですが、
この時点ではまだ、ドラギ砲(ドラギ総裁の発言による値動き)を警戒していたので
サポレジをヒゲでちょっと割り込んだ状態でストップにかかるのもイヤだな
って思ったので、少し広めにストップを置きました。
それでも33.3pipsのストップです(5分足なのでw)
果たしてこのあと、どうなるか…
ドラギ砲炸裂!!
一気に伸びましたね、ロング方向に。
上手くドラギ砲を味方につけることが出来ました( ̄ー ̄)ニヤリ
このあとはトレーリングストップを入れて、
結果はこうなりました。(15分足に拡大します)
青線の146.537で、トレーリングストップで決済でした。
93.8pipsなので、リスクリワードがだいたい1:3というところですね。
ただ、このあと80pipsくらい伸びました。
「損小」という課題は少しクリア出来たので、
ここを突き詰めながらも「利大」という課題も出てきたトレードでした。
ここまで見てきても分かるように、
BB52 CHAINは「レンジブレイクに特化した手法」です。
今回のポンド円のように、
明らかにチャートパターンが出ていて、しかもBB52 CHAINが出ている。
このような状況であれば、たとえ経済指標の発表のときでも
トレンド方向に大きく値動きが加速する、というのも
今回の結果で明らかになったと思います。
私がトレードを始めた頃は
最初の実践記で書いた「ゼロ円ロスカット事件」の経験もあって、
経済指標発表時にはトレードしていませんでしたが
その後に経済指標発表時の値動きも検証していって
「トレンド継続のポイントを過ぎたら継続方向に、反転ポイントに来たら反転方向に」
大きく値動きするだけの現象が、経済指標発表なんだな
というふうに気付くことが出来たので
今回のようにドラギ砲で一気に利益を取る、ということも出来ました。
なので、分からないときは手を出さないほうがいいのですが
「知識は怖れを打ち砕く」ということを、私は知っているので
「見えないことによる“怖れ”を打ち砕く為に、知識を磨いていく」
ということを繰り返す中で、今回のポンド円で利益を得られました。
なのでいろんな意味で
これまでの集大成ともいえるトレードだと、今は思っています。
あとは、この手法を使った場合には
大きく利益を得るポイントにハマれば良いのですが
例えばサポレジを超えないような状況で発生した場合には
BB52の、もともとのルール通りに「サポレジで決済」したほうが良いかもしれません。
つまり「ダウとサポレジを極めること」が、
この手法での利益の最大化のカギになる、と言えますね。
ますます「限界など知らない、意味ない!」
という状態に入ってきましたよ、私は( ̄ー ̄)ニヤリ
と同時に、
塾長の言っていた「レンジはチャンス」というのも
塾長のBB52をさらに分析していって、この手法にたどり着いてから
ようやく少しだけ理解することが出来ました。
最後に「神武寺のエッジ」というのが見えてきたので
その話をしていきます。
この手法はもともと「トレンドの先端を捕らえるために」検証していた手法なので
5分足(たまに1分足)まで遡っていって、そこで捕らえたBB52からのエントリーが
トレンドの先端を捕らえて大きな利益を得られるポイント、
ということまでは分かっていて、
そこから先の、効果的なエントリーポイントが見つけられない。
そんな中で見つけた手法でした。
なので、この手法以外にも
エリオット波動やFE(フィボナッチ・エキスパンション)を使った分析も
当然ながら行っています。
今回のポンド円は、
エリオット波動の「上昇3波」の初動から捕らえていく。
そういう姿勢で臨んでの結果でした。
これが「神武寺のエッジ」です。
つまり「トレンドの初動を早い段階で掴み、そこから大きく利益を取っていく」
ということです。
そこが基点にあって
「レンジブレイクからのトレンド方向への初動を早期に捕らえる」
というポイントが、BB52 CHAINによって見つけることが出来ました。
とは言っても、
まだまだ突き詰める必要のある「神武寺のエッジ」なんですが
ここまでも書いてきたように
「誰にも注目されていないアーティストの卵」に対して、
メジャーデビューに到る足がかりを作るサポートをしてきたのですし
出会った時点でその資質が「ある!」と分かった時点で
「答えから状況を作り上げてきた」
このように「世の中の誰もが気付かないトレンド」を、発生させる存在を発見して
その者が実際にトレンドを発生させること、
これがリアルで実際にできているので
トレードでもおそらく今後も、
このエッジを極めていくことは出来る、と確信しています。
何故ならトレードも「人が発生させる」トレンドなんだから
その本質は同じです。
チャートにはそれが隠れているのだから
それを見つけるだけなんです、多少時間がかかっても。
それを突き詰めていくことに関しては
「限界など知らない、意味ない!」のですよ、私は。
そんなわけで今後も
「神武寺のエッジ」を極めていきます。
最後までありがとうございました。
神武寺 晃