夢で「ろうそく足」が出てきたあとに生まれた、新手法の話
どうも、神武寺です。
2018年2月27日に見た夢は、
おそらく一生、忘れることのない夢となる、と思い
この記事を書いています。
目覚めた瞬間は、こんな気分でした。
…間違いなくこれだけでは分からないと思うので(笑)
どんな夢を見て目覚めたのかを簡単に書くと、
「赤いろうそく足が“日足で” ずどーん と降ってきて、
短時間足に切り替えたら赤い無数のろうそく足が降り注いできた」夢でした。
当然、それが原因で画面全体が“真っ赤なろうそく足”で埋め尽くされ
その後は強制ロスカットになったのですが…
この夢の続きはちゃんとあるので、
それを知りたい方は、次回の勉強会か懇親会で続きを話します。
聴きたい方は神武寺を捕まえて、質問してください。
この夢を見た理由は自分でも分かっていて、
私の今の課題が「サポレジ攻略」なので
こんなチャートを見ていたことが、理由のひとつなんですよ。
相変わらず目の痛くなるようなチャートが好きですね、私は(笑)
このチャートは簡単に言うと、「サポレジの強さ」が視覚的に分かるチャートです。
いろんな色が混ざり合っているポイントが「強いサポレジ」で、
直近のサポレジは、単色で示されるという特徴があります。
あとは前日の値動きからサポレジが自動で日々、更新されるチャートなので
どちらかと言うとデイトレやスキャル向きのチャートかもしれません。
なぜならこのチャートは15分足以上で使うと、サポレジの色が混ざり合いすぎて
全くと使い物にならないんですよね^^;
私の今のトレードの課題のひとつに「ドル円攻略」があるので
このチャートを久々に見ていたんですよ。
そこが夢の話の「赤いろうそく足が、雨のように降ってきた」
という話に繋がってくるんです。
それは、このチャートで使っている、ろうそく足ような物体の特徴にあります。
「HAE」って書いていますよね。
これは「Heikin Ashi Exit」という、ろうそく足のようで、ろうそく足ではない
「平均足」を使ったチャートなんです。
詳しくはここに書いてあるので、興味のある方は読んでみてください。
この、ろうそく足のような形をした「平均足」が
相場の下落の際に赤く表示されるので、
日足でありえないくらいの暴落になると、赤い陰線がずどーんと表示され、
さらに、それを5分足や1分足にしたら、チャートに真っ赤な雨が降る…
夢ではそれをろうそく足と思っていましたが
たぶん、「平均足の赤い雨」だったんでしょう、おそらくは…
まぁ、そんな「ベルリンの赤い雨」が降ってきたあとに思い出したことは、
塾長が以前、私がCMAに入った頃に勉強会で言っていたことで、
トレードで勝つ為には
「夢でろうそく足が出てくるくらい、トレードのことを真剣に考える」
というような内容だったので、
夢の内容はあまり良くはなかったのですが、
ろうそく足が夢に出てくるくらい、今はトレードのことを考えているんだな…
というふうに捉えることができました。
さて、その日は休みだったので、
その後はチャートを見て色々な検証をする中で気付いたことが出来ましたが
その気付いたことの中に、
「今まで使っている方法では、トレンドの始まりを掴むのが遅い」
ということがあったので、
動いているチャートで早期に、トレンドの始まりを掴めるような
そんな方法を検証していて、それが新手法となりました。
今の私が使っている分析用チャートは、こんなチャートです。
使っているインジケーターの中身を書いていく前に
今の私の手法と、トレードのテーマのひとつに「フィボナッチを極める」
というのがあるので、
インジケーターの数値や、MAの数値も全て「フィボナッチ数」を使っています。
ちなみにフィボナッチ数はここでチェックしました。
それを踏まえて読んでいくと分かりやすいと思います。
これをやることによって、MAでの反発ポイントが
より明確になってきたので、今はフィボナッチ数をMAやインジケーターに使っています。
そんな今のチャートの中身を書いていくと、
・基準となるSMAが、ろうそく足の真ん中の赤い21SMA
・長期SMAは、青い144SMA
・従来使っていた、120HMA(通称ハルさん)の数値を、
長いトレンドで反応し、長いレンジではサポレジの目安としても機能する144HMAに変更
・新たにトレンドを掴みやすくするために、55HMA(ネオ・ハルさん)を導入
(短いトレンドにも反応し、長いトレンドにはハルさんに追従するが、大きく波を描きやすい)
この4本のMAを使って、だいたいのトレンドを掴み
トレンド反転を見極めるためにボリンジャーバンド(数値21)を使い、
2σ(-2σ)と3σ(-3σ)を表示させています。
使っているオシレーターは
・MACD(数値を13,21,8に変更)
・MA Kairi(移動平均線乖離率を見る、数値は21)
・GG-RSI-CCI(神武寺3部作に書いたインジで、数値を 8,13,21に変更)
を使っています。
このチャートの具体的な見方は、
・おおまかなトレンド判断(上昇傾向、下降傾向)を日足や4時間足で、144SMAを見て先ずは行う。
144SMAより上ならば、上昇傾向で、下ならば下降傾向。
・そのあと144SMAで1時間足や、その下の足を見ていく。
すると、長期は上昇傾向だが短期は下落傾向である、という判断も出来るので
例えば長期は上昇だが、短期の下落を取りたい。
そんなときにこの144SMAを使って、短期の下落も取ることが出来る。
・長いトレンドからのボリバン3σ(-3σ)タッチの際に、トレンド反転を疑う。
この際にMA kairiの上限値や下限値に近ければ、トレンド反転の可能性が高くなる。
・神武寺3部作で書いたハルさん上抜けや下抜けの判断は、ネオ・ハルさん(55HMA)で行う。
そこからさらにハルさん(144HMA)まで抜けたならば、長期トレンドとなる可能性が高くなる。
・ネオ・ハルさんは若くて元気で、大きく動き回るので短期トレンドを見てもらい、
年季が入って、どっしり大きく構えるハルさんに、サポレジと長期トレンドを見てもらう。
これによってレンジブレイクや、フラッグやウェッジからのトレンド反転も検出しやすくなる。
・21SMAは基準線だが、レンジブレイクからのトレンド形成の際に、
ここを抜けるか抜けないかで、どちらに抜けるかがある程度、分かるようになる。
特に、これら4本のMAがレンジの際に全て集まってきたときには、この手法が使える。
・MACDはダイバージェンス検出用だが、大きなトレンド反転がある場合には
MACDのダイバージェンスだけでなく、Ma Kairiにもダイバージェンスが同時に発生するので、
より精度の高いトレンド反転が見分けられる。
・さらにGG-RSI-CCIの色が、今のトレンドと反対の色に変わった場合は
大きなトレンド変化の可能性が高くなる。
今、分かっている限りのMAを使った分析方法は、以上です。
これらを実際のチャートを使って今朝まで4日間、リアルタイムに検証していきました。
しかし、
検証結果まで書くと記事が膨大になるので、結果は次の記事に書いていきます。
最後に、
最近の私は「“気持ちイイことを覚えた”サルのように」
検証サルと化しています。
都市伝説の中に「“気持ちイイことを覚えた”サルは、死ぬまでそれを続ける」
というのがあるようですが…
その検証結果が、ここに書いていました。
エロい話が苦手な方は、絶対にここを開かないでくださいね^^;
…本題からずいぶんとそれたので、話を戻していくと
今の私は実践記を書くために、検証結果の再検証をしていて
そこで間違いが見つかれば、ずーっとチャートに張り付く。
そんな感じで書いているので
「今日は新手法を公開しよう!!」と思っても
書いているうちに再び検証、さらに詳しく書くために検証…
そんなことを繰り返しています。
だから前回のCMAにいた頃には、実践記がなかなか書けなかったんでしょうね
書くことで満足するだけでなく、書くために膨大な検証を必要とするので。
だから今の私は「書くことが追いつかない」そんな状況にあります。
勉強会で話した「神武寺流トレード手法」
あれは、私の手法を語るうえで、10%にも満たないトレード手法なんです。
だから「番外編」を書いたのですが、
その前に新手法のほうが追い越していってしまった。
けど、私はトレードをするうえで、
特に「勝てない日本人トレーダーに決定的に欠けている思考」に気付いたから
だから番外編でも、そこに触れていこうと決めています。
そんな感じの生活をしているので、私はCMAを離れてからは、
水曜日と金曜日は、朝と夕方も仕事を入れてトレード資金を稼ぎ
火曜日だけ休む、という生活を送ってきたのですが、
来週からは朝の仕事をやめて夕方だけ働き、火曜日と金曜日は休んで
これまで以上にチャートを見る時間を増やすことにしました。
「嫌なことはすぐにでもやめる」こともそうですが、
それ以上に「今の仕事に費やす時間をトレードに充てたら、まだまだ勝てる」と
前回、CMAを離れたとき以上に、強くイメージ出来るようになったからです。
さらに、そこに対して「トレードをデザインしていく」ということも
今の私には可能になってきたからです。
これはおそらく、専業トレーダーになる宣言をしたことにも
関係があるのかもしれません。
それによって私の「日本ロスカット」の日も、ずいぶんと早くなるであろう
ということもイメージが出来るようになりました。
当初の予定より、半年くらい早くなりそうです。
このように「トレードをデザインできる」ようになったことにより
「人生をデザインする」ことが出来るようになってきました。
この「人生をデザインする」という言葉は、神武寺3部作にも書いた
5年前に出会った私のビジネスの師匠が、私に出会った当初から言っていたことでした。
「イメージをデザインしていき、さらにその完成度を高めていき、アートに昇華させる」
これは何であっても同じです、トレードも同じです。
私がメカニックとして生きてきたことにも、音楽の世界でプロデューサーだったことにも
繋がってきます。
「優れた工業製品は、優れた芸術品に昇華していく」
という言葉がありますが、
日本で言えば、ニホントウ(日本刀)がその典型的な例です。
私はそれを14歳の頃に初めて
「エンジンを分解、組み立て、さらにそのエンジンを始動させる」といったことをやった、
中学校での実習を通して体感したんです。
だから私にとってエンジンは「芸術品」であり、
スバルの水平対向エンジンは「超一流の芸術品」なんです。
そう思えるくらいに、あのエンジンに触れてきたから
私は「トレードもアートと言われる領域にまで、極めてやろう」って
心の底から思えるんですよね(^~^)
これらの私の思考については今後、番外編を通じで公開していきますが、
先ずは新手法の検証編を、次回は書いていきます。
今日も最後まで、ありがとうございました。
神武寺 晃