knorimoto:検証作業報告(その5)
現在、検証課題を進めております。平日は時間がなくて5、6本のピンバーの検証で終わってしまい、困っています。何とか仕上がった分をアップします。
今回はEUR/USDの4時間足で2012年7月1日から2015年6月30日までやってみました。
今回のルールは、
- ピンバーの定義は長いヒゲ≧(本体+短いヒゲ)×2.5とする。
- 損切りが3%以下になるようにエントリーするロット数を決める。
- 決まったロット数を分割せずにエントリー。
- トレンドを見ながらストップを切り上げ(ショートなら切り下げ)。
- トレンドが逆転したと思われたらロスカットに達していなくても手動で決済。
- ロスカットが浅くてロット数が多くなり、損切り直前に証拠金維持率が100%を切りそうなときは、そうならない程度にロット数を減らす。
今回の結果は、
結果は43回エントリーできて、
- 22勝21敗、勝率51.2%、リスクリワード比3.06、PF3.20
気が付いたこと
- トレンドが逆転したかどうかを判断する際、急騰した後の調整局面で出る一時的な逆向きのトレンドらしきものと、本当にトレンドが転換した場合との区別がリアルタイムだと難しい。実際のトレードでは未来は見えてない……。
- この通貨ペアはトレンドの継続期間が長く、細かい上下動が少ない気がする。
- このルールだといつか連敗することは避けられない。レンジ相場の真ん中でエントリーしてもロスカットを食らうのが落ち。勝率アップの方法を模索したい。
- レンジブレイクまで待ってエントリーするか、建値決済の条件を緩くすると良いのかもしれない。また、天井(底値)付近の揉み合いの可能性があるときは買い(売り)のピンバーははっきりブレイクが見えるまでは捨てるのが良さそう。
今回の画像ですが、
- 画像1:エントリー後急騰し、その後ダウントレンドが見えてきたため、青線を割り込んだら決済しようと思っていたらトレンドラインによるサポートが強そうな買いのピンバーが出現。決済を取りやめ、あとは高値の山を抜けたら直前の安値の谷にストップロスを切り上げの繰り返しで大きく取れた。
次はEUR/USDの1時間足に行きます。