先日投稿させていただいたユーロドル日足の仕掛け②と建値決済の検証結果ですが、4時間足を検証途中、検証方法自体に重大な誤りがあることに気付き、日足を再度検証しなおしました。結果的には、全てのEBにエントリーした場合においては、20ピプスで建値にストップを移動する優位性が確認できました。
資金の増加をグラフ化して観察したところ、建値決済を入れることで大きなドローダウンがなくなり、「レンジ➡レンジブレイク➡レンジ➡レンジブレイク…」といったサイクルで安定的にグラフが上昇していました。全てのEBにエントリーしているので、レンジを建値決済で乗り切り、トレンドで資金が増え、またレンジを建値決済で乗り切り…といったサイクルになるようです。トレンドが継続しやすい長期足での結果なので、短期足ではどうなるか楽しみです。
建値決済は非常に奥が深く、レンジの多い相場環境か、トレンドがひたすら続く相場環境か、戻しの深いトレンドか浅いトレンドかによっても結果が異なってくるのかな、と感じる一方で、結局相場に「全部オイシイ」はないのかな、と思うようになりました。建値決済を入れることで逃すトレンドもあれば、建値決済で救われる局面も多々あります。まずは資金を守ることが大事だな、と感じています。
ポジションサイジングで資金を守り、建値決済でドローダウンを減らして勝率を底上げし、トレンドを伸ばす方法を検証し、チャートパターン等でトレンドが出やすい場面を検証し、デモトレ等で経験値をつんでエントリータイミングを身に付ける。今はPBやEBのトリガーをバキュンバキュン引きまくっていますが(笑)、不思議とそれだけでも検証上では勝てているので、さらに検証を重ねることで色々分かってくるのかな、と考えています。
【ユーロドル日足】(やりなおし)
検証① 100回 仕掛け2 トレーリング 建値決済なし
検証② 100回 仕掛け2 トレーリング 建値決済(リスクリワード1:1でストップを建値に移動)
検証③ 100回 仕掛け2 トレーリング 建値決済(利が20ピプス乗った時点でストップを建値に移動)