FX相場分析

2023.07.11の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは209ドル高となりました。

為替は円高、ドル安となっており、

円高の勢いが衰える感じが全くありません。

米10年債利回りは上昇をし続けていましたが、

昨日下落しており、この上昇相場が継続してくるのかが

今後の円通貨に影響を与えてくるのかもしれません。

今月の25、26日にあるFOMCでは利上げ再開が濃厚となっており、

この次の利上げがあるのかどうかが今後の焦点となっていきそうです。

そのため明日の米CPIが重要指標となってくるので、明日も円通貨を中心に荒れるかと思います。

インフレがどれだけ収まってきているのか要注目です。

昨日は3トレードして2勝1敗となりました。

円通貨のトレードが出来ず、ドルストレート中心のトレードとなっており、

大きく利益を取れていませんが、コツコツと稼いでいこうと思います。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

下落スピードが速く現在は押し目買いを狙いつつ、短期的にはショートを狙うという

複雑な相場になっています。

投資の時間足によって考え方が変わってきますが、デイトレードまでなら今はショートが安全でしょう。

中長期はロング目線ではありますが、今ロングする環境ではないので

今のところはショートだけを考える感じですかね。

今目標としているポイントが139.90円付近と考えており、ここまでまた一気に下落してくるのかに

注目していますが、139円付近はサポートラインが色々あるので、

さすがにこのポイントで下落も止まるのかなと考えています。

今は戻り売りがトレード環境としては良くて、少なくとも今日の高値141.45円を超えてこないと

短期的にもロングをするのは厳しいです。

直近では140.60~140.90円のレンジ相場となっているので、戻り売りだけを考えるのであれば

140.90付近でショートを考えて、抜けたら損切り141.15円付近で止まって

下落しそうなチャート形状になればショートとショートを中心にトレード戦略を組み立てていきましょう。

ボラティリティが高いため反発も大きくなるかと思います。

トレードをするのであれば損切りは確実にしていきましょう。

2023.07.06の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは129.83ドル安となりました。

6月分のFOMC議事録では政策当局者のタカ派の姿勢が確認され

10年債利回りは大きく上昇し4%を伺う動きになってきています。

利上げ支持者は労働市場は非常に逼迫して経済の勢いは予想を上回っており、

インフレが目標の2%に戻る軌道に乗っているという証拠はほとんどないと指摘しました。

7月の利上げ確率も80%を超えてきており、

今月の利上げはほぼ織り込んで来ている可能性が高く

今後のパウエルFRB議長が発言している通り、後1回今年に利上げをしてくるのかに

注目です。

昨日はトレードを1戦して1勝でしたが、

ほぼ建値で終わってしまい、トレードは終了です。

レンジ相場が終始続いてしまい、思った感じに動かずトレードが終わってしまいました。

USDJPY 1時間足

USDJPY 4時間足

USDJPYはやっとレンジをした抜けており、どこまで調整下落をしてくるのかに注目しています。

米10年債利回りが大きく上昇した翌日に大きな下落をしており、

EURJPYが主導となって下落してきたように感じています。

相場が円高、ドル高という環境になりつつある中にあるので

USDJPYよりも今まで円安が大きかったクロス円の方が大きな調整下落になりそうな感じです。

USDJPYはとりあえず143.30円、142.95円、142.65円とサポートラインがあり

142.65円までの調整なのかなと考えていますが、

本日のADPやISM非製造業景況指数、JOLTS求人件数、明日の雇用統計次第では

さらに大きく下落する可能性もあるので、その点だけは注意して止まったポイントが

確認出来るまでロングは待ちたいですね。

短期的にショートを狙うのもありだとは思いますが、反発も大きくなる可能性もあるので

その点だけは注意してトレードをしましょう。

2023.07.05の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは独立記念日で祝日のため休場でした。

今日はFOMC議事録の公表があり、7月のFOMCで利上げ再開との見方があるため

どのように動くのか注目です。

明日はADP全米雇用統計、ISM非製造業景況指数があり、明後日は雇用統計となっています。

円通貨やドルストレートがレンジ相場になっている中、

どのような動きをしてくるのかまだ読めない展開ですが、

今週にはある程度の方向感が出ると考えているので、チャンスがあればトレード

チャンスがなければ様子見を徹底したいですね。

昨日は4戦して2勝2敗となりました。

2敗は深夜に無駄なトレードをして利益を無くしてしまったので、

後悔の無いチャンスの時のみトレードを徹底したいところです。

EURUSD 1時間足

EURUSD 1時間足

現在重要と考えているサポートライン1.0870を微妙に割ってきているので

このまま下落するのか大きく反発するのかを見極めている展開です。

反発するのであれば1.0890のレジスタンスを上抜けてくるでしょうし、

下落相場継続ならば1.0890のレジスタンスを超えれずこのまま下落していくでしょう。

昨日の相場はEURUSD以外のドルストレートがドル売りの環境だったため

どちらに動くのかを見極めて慎重にトレードをするべき展開です。

このままEURUSDのみが弱い環境が続く可能性もあります。

その場合はロングの時にはEURUSD以外のドルストレートでトレードをして

EURUSDはショートのみを考えるなどトレードする通貨を選別して

勝ちやすい方法を考えていきましょう。

 

 

2023.07.04の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは10.87ドル高となりました。

米経済指標で注目されたISM製造業景況指数が3年ぶりの低水準に落ち込み

8ヵ月連続の50割れとなりました。

これはリーマンショック以降の最長割れとなっています。

ドル売りとはなりましたが、ドルも底堅い相場となっており、

未だ方向感がない相場となっています。

お昼にオーストラリア中央銀行の政策金利発表がありましたが、

こちらも市場予想通りの内容となりAUDは売られましたが、

現在は反発してほぼ全戻し状態となっています。

今週は雇用統計など重要指標が続くためある程度の方向感は出てくるかと思っていますが、

底堅いドルが売られるのか、それとも買われるのか要注目です。

昨日は5トレードして2勝3敗となりました。

最初のトレードが負けから始まったのですが、損切りが大きく早めの損切りが出来なかったのが

後悔しかありません。無駄な損失を出さないように早めの損切りを心がけたいですね。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

昨日のISM製造業景況指数が悪かったことで一時144円を割って

重要サポートラインと考えていた144.10を割ってきましたが、

急反発をしたため、再びレンジ相場となっています。

他の円通貨もレンジ相場、ドルストレートもレンジ相場となっているため

全く方向感がありません。

もしUSDJPYが144.75円まで反発せずに144.30円付近で推移していたのなら

大きく下落する可能性も残っていましたが、さすがにレンジ上限近くまで

反発するとなるとレンジ相場が再び再開という難しい相場になってしまいました。

目線はロング目線が継続ではありますが、144.10円近くでロングするには

さすがに相場の動き的に危険なためある程度の調整下落を待つしかないと考えています。

もしかしたら雇用統計まで動かないのかもしれませんが、

もしこのまま上昇したとしてもイエレン財務長官が

介入に関して日本側と連絡していると発言しているため

145円台でトレードはかなり危険な水準だと考えています。

だからといってショートをするのでは無くチャンスのみをじっくり待ちましょう。

2023.06.29の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは74.08ドル安となりました。

注目のECBフォーラムでは各国の総裁が発言され、

パウエルFRB議長は連続利上げの可能性、選択肢から除外せず、

あと2回かそれ以上の追加利上げを想定しているとタカ派発言が相次ぎました。

ラガルドECB総裁は欧州の景気が悪化している中、インフレ率が低下している十分な証拠が見られず、

7月に利上げすることが基本シナリオとこちらもタカ派発言となっています。

その中、植田日銀総裁は基調的なインフレ2%を下回っているとし2024年に入っても

インフレ2%以上の伸びが実体化するとの確信が持てれば政策変更をする良い理由になると

金融緩和継続の正当性を主張しました。

これにより日本と世界との金融政策の違いが続き、円安になることが考えられます。

ただ、財務省からは円安牽制発言が増えてきており、

いつ介入が行われても可笑しくない環境になってきていますので、注意はしましょう。

昨日は3戦して1勝2敗と負けました。

方向はあっているのですが、エントリータイミングがダメダメで負けた感じです。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

昨日のECBフォーラムでドルインデックスがドル高となり、

これによりUSDJPYは底堅い相場となっています。

現在は144.10~144.60円のレンジ相場となっており、

このまま上昇していく可能性があります。

ただ、他の円通貨が円高調整をし始めていることや

日本政府による介入の警戒感があるため強い上昇はないかもしれません。

引き続き押し目買いを狙うスタンスでロングのみのトレードをしていくつもりです。

去年の初めての9月の介入では550Pips近い下落、10月の介入でも550Pips近い下落があったので

注意してトレードをしていきましょう。