USDJPY相場分析

2023.07.18の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは76ドル高となりました。

市場ではすでに来週の各国の政策金利が特にFOMCと日銀の対応に注目しています。

FOMCは今月は0.25%の利上げをしてくると予想していますが、

今年中にもう一度利上げをしてくるのか注目が集まっています。

また、日銀はYCC見直しが本当にあるのかに注目が集まっており、

現在イールドカーブコントロールがきれいになっている中、

どのようなことをしてくるのかに個人的には注目しています。

あるとしたら全体の変動幅の撤廃か、変動幅の再拡大になるでしょうが、

YCC事態を撤廃をした場合はサプライズになるので注意だけはしたいですね。

為替はドル売りの環境が整ってしまっているため、このドル売り環境が

どこまで続いて行くのか注目してトレードをしていきたいところです。

昨日は3戦して1勝2敗で利益はトントンで終わっています。

思ったよりも動かない展開で、レンジ相場が続いた印象です。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

昨日注目していた139.15円を超えたのでこのまま上昇するのかなと思っていましたが、

その次の139.35円のレジスタンスで落とされており、かなり上値が重い展開になっています。

ドルストレートも一旦ドル売りに対するドル買いが進むのかとも思いましたが、

こちらもサポートラインで反発しており、ドル売り環境が続く印象です。

現在上昇を続けるためにポイントと見ていた138.60円のサポートラインを割ってしまっているので

傾向としては下落傾向になっていると見ています。

このまま138.10円のサポートラインまで下落していくのか。

そして、このサポートラインを割ってしまうのかに注目です。

138.95円を超えることが出来ればとりあえず下落傾向はなくなるので

この点を注目したいです。

他の円通貨がなんとか反発しようと推移していますが、

このまま他の円通貨が上昇していく環境にならないと

さすがにUSDJPYの上昇への移行も難しくなってくると見ています。

137.10円の安値を抜けることになるともう一段下の135円中盤かもしくは134円前後までの下落を

想定しないといけません。

このまま反発できるのかそれとも下落継続かは来週にははっきりすると思うので

それまでは乱高下が続きそうです。

2023.07.13の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは86.01ドル高となり3日続伸ナスダック指数、S&P500種株価指数は揃って

年初来高値を更新しました。

米10円債利回りも4%を割り、ドル売り、円高という環境になっています。

昨日のCPIが予想より鈍化し、インフレ収束期待が高まったことが要因となっています。

これにより今月の利上げ期待は高いが9月のFOMCでの追加利上げ観測は大きく後退し

9月は据え置きの予想が現時点ではコンセンサスとなっています。

これにより、ドルインデックスにおける重要サポートラインを下抜けしたため

ドルストレートでは重要サポートラインや重要レジスタンスを割ってしまいました。

特に僕的に注目していた通貨はUSDJPY、EURUSD、USDCHFです。

今後長期的にも目線がドル売りになっている通貨が増えてきていますので、

ドル売りがどこまで続くのか要注目です。

昨日は7トレードほどして4勝3敗となりました。

ほぼスキャルに近いトレードを中心にしてしまったため大きな利益を残せていないのですが、

負けていないので良しとします。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

現在USDJPYは138.15~138.70のレンジ相場となっています。

円通貨によっては反発の兆しが見えてきている通貨も出てきていますが、

USDJPYはドル売りのため、他の円通貨がかなり円売り環境を作らない限り

上昇という状態には入りにくいかと見ています。

反発する可能性もありますが、上昇したとしても売られやすい環境なので

今は戻り売りが一番安全なトレード環境となります。

もし上昇したとした場合は139円、139.40円、139.75円と

このどちらかのレジスタンスラインで止まって売られる可能性が高いと考えています。

円通貨のドル円高に対してはまだショート目線、他の円通貨が上昇してきているようであれば

そのときに初めてロング目線を考えても良い環境かなと思うので

今はショートだけを考えましょう。

2023.07.11の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは209ドル高となりました。

為替は円高、ドル安となっており、

円高の勢いが衰える感じが全くありません。

米10年債利回りは上昇をし続けていましたが、

昨日下落しており、この上昇相場が継続してくるのかが

今後の円通貨に影響を与えてくるのかもしれません。

今月の25、26日にあるFOMCでは利上げ再開が濃厚となっており、

この次の利上げがあるのかどうかが今後の焦点となっていきそうです。

そのため明日の米CPIが重要指標となってくるので、明日も円通貨を中心に荒れるかと思います。

インフレがどれだけ収まってきているのか要注目です。

昨日は3トレードして2勝1敗となりました。

円通貨のトレードが出来ず、ドルストレート中心のトレードとなっており、

大きく利益を取れていませんが、コツコツと稼いでいこうと思います。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

下落スピードが速く現在は押し目買いを狙いつつ、短期的にはショートを狙うという

複雑な相場になっています。

投資の時間足によって考え方が変わってきますが、デイトレードまでなら今はショートが安全でしょう。

中長期はロング目線ではありますが、今ロングする環境ではないので

今のところはショートだけを考える感じですかね。

今目標としているポイントが139.90円付近と考えており、ここまでまた一気に下落してくるのかに

注目していますが、139円付近はサポートラインが色々あるので、

さすがにこのポイントで下落も止まるのかなと考えています。

今は戻り売りがトレード環境としては良くて、少なくとも今日の高値141.45円を超えてこないと

短期的にもロングをするのは厳しいです。

直近では140.60~140.90円のレンジ相場となっているので、戻り売りだけを考えるのであれば

140.90付近でショートを考えて、抜けたら損切り141.15円付近で止まって

下落しそうなチャート形状になればショートとショートを中心にトレード戦略を組み立てていきましょう。

ボラティリティが高いため反発も大きくなるかと思います。

トレードをするのであれば損切りは確実にしていきましょう。

2023.07.06の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは129.83ドル安となりました。

6月分のFOMC議事録では政策当局者のタカ派の姿勢が確認され

10年債利回りは大きく上昇し4%を伺う動きになってきています。

利上げ支持者は労働市場は非常に逼迫して経済の勢いは予想を上回っており、

インフレが目標の2%に戻る軌道に乗っているという証拠はほとんどないと指摘しました。

7月の利上げ確率も80%を超えてきており、

今月の利上げはほぼ織り込んで来ている可能性が高く

今後のパウエルFRB議長が発言している通り、後1回今年に利上げをしてくるのかに

注目です。

昨日はトレードを1戦して1勝でしたが、

ほぼ建値で終わってしまい、トレードは終了です。

レンジ相場が終始続いてしまい、思った感じに動かずトレードが終わってしまいました。

USDJPY 1時間足

USDJPY 4時間足

USDJPYはやっとレンジをした抜けており、どこまで調整下落をしてくるのかに注目しています。

米10年債利回りが大きく上昇した翌日に大きな下落をしており、

EURJPYが主導となって下落してきたように感じています。

相場が円高、ドル高という環境になりつつある中にあるので

USDJPYよりも今まで円安が大きかったクロス円の方が大きな調整下落になりそうな感じです。

USDJPYはとりあえず143.30円、142.95円、142.65円とサポートラインがあり

142.65円までの調整なのかなと考えていますが、

本日のADPやISM非製造業景況指数、JOLTS求人件数、明日の雇用統計次第では

さらに大きく下落する可能性もあるので、その点だけは注意して止まったポイントが

確認出来るまでロングは待ちたいですね。

短期的にショートを狙うのもありだとは思いますが、反発も大きくなる可能性もあるので

その点だけは注意してトレードをしましょう。

2023.07.04の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは10.87ドル高となりました。

米経済指標で注目されたISM製造業景況指数が3年ぶりの低水準に落ち込み

8ヵ月連続の50割れとなりました。

これはリーマンショック以降の最長割れとなっています。

ドル売りとはなりましたが、ドルも底堅い相場となっており、

未だ方向感がない相場となっています。

お昼にオーストラリア中央銀行の政策金利発表がありましたが、

こちらも市場予想通りの内容となりAUDは売られましたが、

現在は反発してほぼ全戻し状態となっています。

今週は雇用統計など重要指標が続くためある程度の方向感は出てくるかと思っていますが、

底堅いドルが売られるのか、それとも買われるのか要注目です。

昨日は5トレードして2勝3敗となりました。

最初のトレードが負けから始まったのですが、損切りが大きく早めの損切りが出来なかったのが

後悔しかありません。無駄な損失を出さないように早めの損切りを心がけたいですね。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

昨日のISM製造業景況指数が悪かったことで一時144円を割って

重要サポートラインと考えていた144.10を割ってきましたが、

急反発をしたため、再びレンジ相場となっています。

他の円通貨もレンジ相場、ドルストレートもレンジ相場となっているため

全く方向感がありません。

もしUSDJPYが144.75円まで反発せずに144.30円付近で推移していたのなら

大きく下落する可能性も残っていましたが、さすがにレンジ上限近くまで

反発するとなるとレンジ相場が再び再開という難しい相場になってしまいました。

目線はロング目線が継続ではありますが、144.10円近くでロングするには

さすがに相場の動き的に危険なためある程度の調整下落を待つしかないと考えています。

もしかしたら雇用統計まで動かないのかもしれませんが、

もしこのまま上昇したとしてもイエレン財務長官が

介入に関して日本側と連絡していると発言しているため

145円台でトレードはかなり危険な水準だと考えています。

だからといってショートをするのでは無くチャンスのみをじっくり待ちましょう。