FX相場分析

2023.03.15の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは336ドル高となりました。

注目のCPIもほぼ予想通りとなり為替に大きな影響はなかったように思えます。

CPIの結果を受けて大幅利上げはなくとも

FRBの利上げ路線が続く可能性が高いと市場は思っているようです。

シリコンバレー銀行の破綻がどこまで影響を与えるのか不明ですが、根強いインフレ圧力を考慮すると

利上げを小休止したとしても再度利上げは再開する可能性が高いと見ています。

来週あるFOMCでどのような発言と政策金利見通しになるのかが注目となりそうです。

今日は米小売売上高、米PPIがあります。

昨日のCPIほどではないですが、今日も注目の経済指標ではありますので、

大きな動きをしてくる可能性があります。

現状ドル安環境になっていますが、そろそろドル高環境へ戻るのか注目です。

EURUSD 1時間足

EURUSD 1時間足

現在じわじわ上昇という環境となっており、欧州通貨が強い環境となっております。

まだEURUSDだけを見ると上昇余地はありそうな感じではありますが、

他のドルストレートを考えると一旦調整下落があってもおかしくないポイントまで上昇はしているので

慎重なトレードが必要になってくる環境です。

ドルショートを考えるのであればEURUSDでトレード、

ドル高と考えるのであればオセアニア通貨でトレードが環境としては良いのかもしれません。

EURUSDが上昇で止まるとしたら1.0780付近と考えていて、

このポイントは相当強いレジスタンスになると見ていて、このポイントを抜けるようだと

1.100を目指す動きになっても可笑しくない環境に変化したと考えられますが、

個人的にはまだドル高環境になるとみているので、

一旦どこかでショートを考えたいですね。

2023.03.14の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは90ドル安となりました。

金曜日は雇用統計よりもシリコンバレー銀行の破綻が大きな話題となり、

シグネチャー銀行も経営破綻と銀行に対する信用不安が加速し

米10年債利回りが大きく下落、現在3.5%になっています。

その結果、今月の利上げ予想が50bpから25bpとなり、

利上げ停止が25%と予想する環境にもなりつつあります。

また、年末までに0.25ptの利下げが3回行われるという予想を市場はし始めており、

ドル売りが加速しております。

こうした中、今日のCPIがどこまでの影響を与えるかが注目です。

先週のパウエル議長の議会発言では利上げペースを加速を示唆する発言まであったため

CPIの結果によってはどこまでタカ派が維持されるのかが注目されます。

昨日はノートレードでした。

ドル売りの予想はしていましたが、今日、CPIがあるためあえてトレードを避けております。

今日のCPIの内容によっては明日トレードをするつもりで柔軟に考えて様子見を続ける予定です。

ドルのショートチャンスがあったとしたら

個人的には木曜日と昨日しかなかったかなと思って振り返っております。

ただ、昨日は窓開けがひどかったのであえて見送りました。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

大きく下落しており、現在は何とか132.50円付近のサポートラインで止められている感じですね。

今日のCPIの結果が悪化していた場合はドル買いになる可能性もありますが、

大きくドル買いへの展開はまだないかなと思っています。

とはいえ、ドル売りもCPI前にさすがに仕掛けにくいので様子見が良いかと思っています。

USDJPYが大きく下落したとしても131円前半ぐらいでは止まるとは思っているのですが、

米10年債利回りの動き次第ではドル買いが終わってドル売り再開という環境にもなりかねないので

CPIの結果を見て考えていこうと思います。

先週までのドル買い環境から一気に変わりましたが、今は慎重に環境確認をして

このままドル売りが継続するのか、それともドル買いへまた戻るのかを見極めたいですね。

ドルストレートだけを見てもまだドル売りが続くポイントを抜けていないので

また、ドル買いに戻る可能性もあります。

そのためUSDJPYで安全にトレードをするのであれば135.20円を超えるまではショート目線、

131円前半のサポートラインで反発するようであれば一旦利確がトレードをする上では

安全だとは思います。ただ、今日はCPIがあるのでトレードは控えて

環境を確認してトレードをするつもりの余裕をもって取り組みましょう。

2023.03.09の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは68ドル安となりました。

為替は乱高下となっております。

ADP雇用統計は予想を上回りましたが、パウエル議長の発言で

利上げペースは経済指標次第ということを強調したことで

乱高下の相場となっております。

カナダ中銀は予想通り据え置きとなり8会合連続で引き上げられた金利も一旦終止符を打たれました。

昨日の環境はカナダだけが弱い環境であとはドル売りという環境にユーロ時間から変化しており

チャート形状が異様な形を作っております。

明日は雇用統計がありますので、乱高下相場となるでしょうからその点だけは注意したいですね。

昨日は2戦1勝1敗でちょい負けとなっております。

乱高下相場にドル買いを考えていたため利益が伸びなかったことが敗因です。

今日も荒れそうな展開が予想されますので、注意してトレードをしていきたいと思います。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

昨日は予想しないほどUSDJPYが下落したため難しい相場となってしまいました。

想定では137.70円、もしくは137.60円で下落は止まるかなと思っていたため

サポートラインをことごとく下抜けしたことで

目線がドル買いでは考えたいですが、今日はある程度の下落を想定しておく必要性を感じています。

朝方作った安値のサポートラインも今抜けてしまいましたので、とりあえずの目標が昨日の止まった

サポートラインになっています。

136.70円で止まらない場合は136.45円付近のサポートラインとなりますが、

このポイントを抜けた場合は136円前後の下落まで考えています。

円通貨全体の相場が円高へ傾きつつあることも影響していると見ています。

ドルインデックス自体もドル買いではあるけど一旦の調整が考えられる形状になっていますので、

今日は様子見を中心にしていく予定です。

 

2023.03.08の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは574ドル安となりました。

為替はドル高となっております。

きっかけはパウエル議長の上院での証言で想定以上に強い経済でピーク金利の引き上げや

利上げペース加速の言及をしました。

その結果米2年債利回りが2007年来の高水準に達し、

米10年債利回りも上昇時再び4%台に乗せてきています。

そのため3月のFOMCでの利上げ幅の予想が50bpが70%となっています。

今月の雇用統計やCPIがどうなってくるのかでFOMCの利上げ幅が50bpなのか25bpなのか

決まってくると思いますので、その点は注目したいですね。

昨日は3トレードして2勝1敗で終えています。

パウエル議長の発言で大きくドルが動いたため放置できず利益を取ってしまいました。

放置していればと後悔も残りますが、突然の乱高下を見てしまうと

さすがに怖くて決済となってしまいました。

今日もチャンスはあると思いますので、トレードしていきたいですね。

EURUSD 1時間足

EURUSD 1時間足

ドルストレートで色んな通貨のサポートライン、レジスタンスラインを抜けており

ドル高継続が濃厚な環境となっております。

唯一近いレジスタンスラインがUSDJPYのみとなっている環境なので、

USDJPYがどうなるのかがポイントになるでしょうが、基本はドル買い一択ですね。

EURUSDの安値も先ほど更新しており目標が直近では1.0520付近、

その次が1.0480付近となってきております。

ドルインデックスを見ると重要レジスタンスが遠いポイントにありますので、

まずは1.0480が大きなポイントになってきそうです。

直近のレジスタンスが1.0540、1.0550、1.0560付近と10pipsずつ上にあると見ています。

少なくとも1.0560のレジスタンスを超えるまでは大きな調整はないと見ていますので、

レジスタンス付近でショートの形になればショートを積極的にしていきたいですね。

2023.03.07の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウはダウは40ドル高となりました。

為替はユーロ高といった感じでしたね。

今日と明日はパウエルFRB議長の上下両議会での証言で

どれだけタカ派の発言が出てくるのかという点に注目しています。

また、今週は雇用統計、日銀の黒田総裁にとって最後の金融政策となるため

今後のために何か変更をしてくるのか、それとも政策変更なしなのかに注目です。

昨日は久しぶりに大きく負けました。

自信があった通貨を長期的に保有をしていたのですが、大きく失敗して

今月はこの負けを取り返す日々になりそうです。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

現在は135.80~136.20のレンジ相場になっていますね。

135.80円を割ってくるようだと再び大きな下落へつながる可能性があるので、

ロングを仕掛けには重要な損切りポイントになってきます。

そして135.30円と135.15円を割ってくると134.60円近くまでの下落も考えないといけません。

逆に136.20円を超えてきた場合は136.40円が次のポイントになってきて

このポイントを抜けれた場合は137円に再度チャレンジとなってくるかと見ています。

正直円高に向かうのか、円安に向かうのかどっちに向かっても不思議ではない環境のため

トレードをするポイントを考えると難しい環境です。

欧州通貨とオセアニア通貨の強さも違うため欧州通貨は円安基調、

オセアニア通貨は円高基調と足並みが揃っていないため最終的にどっちに向かうのか見えていません。

今は静観してわかりやすい環境の時にのみトレードをした方が良さそうです。