FX相場分析

2021.09.29の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは569.38ドル安となりました。

米10年国債利回りが1.56%と上昇したこともあり、ドル買いが進み

ドル高、円高となりました。

ドルストレートはレンジをドル買いへと抜けておりドルが強い状況となっております。

また円通貨もポイントを超えることが出来ずにポイントまで到達すると円買いとなって

下落しております。

アメリカのイエレン財務長官は10月18日に債務上限に達する公算が大きいと発言したことも

要因の1つと考えられますが、今まで何度もこの問題は直面しており、

何かしらの折り合いをつけて解決するでしょう。

パウエルFRB議長はインフレ率が予想より強くなっていると考えており

11月のテーパリング開始時期に影響を与えるのかもしれません。

ドル高がどれだけ強まるかが注目ポイントになってきそうな相場展開となりそうです。

昨日はノートレードでした。

トレードチャンスは何度かあったのですが、様子見を重視した感じです。

今日も同じ流れになるようであればトレードをしていくつもりですが、

レンジ相場になる可能性もあるのでその点だけ注意していこうと思います。

それでは本日の相場分析をしていきたいと思います。

EURUSD 1時間足

EURUSD 1時間足

現在重要とされていた1.1665を割ってきており

下落相場へと移行する環境となりました。

年初来安値を更新した環境です。

まずは1.1610付近を目指した下落が始まると思われます。

もし1.1600を割ってくるようだとかなり強い下落相場へとつながる可能性が出てきます。

1.1500前後の1.1540もしくは1.1490までの下落は意識しておきたい場面ですね。

もしドル売り相場が月足で続くと考えるのであれば1.1600付近は守りたい場面となりそうです。

そのためなかなかEURUSDも下がらない場面が出てくる可能性もありますので

短期的には戻り売りを中心に考えてトレードをしておきたいですね。

1.1690付近まで戻ればこのポイントを中心に反落するのかを見つつ

ショートを待ちたいところです。

2021.09.28の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは4日続伸し71ドル高となりました。

中国の不動産市場では恒大集団に続き、融創中国も資金繰り悪化が報道されており

不動産市場が崩壊しつつあります。

その中、中国の中央銀行は不動産市場の健全な発展を守ると表明しており

今後の政府や中央銀行の対応が気になるところです。

為替市場ではドル高、円安が続いており

FOMC以降、流れが変わらずといった印象です。

特に円通貨の上昇が強い印象でポイントを抜けた通貨もあれば

ポイントに近づきつつある通貨も出てきています。

昨日の僕は1トレードのみエントリーをして

1勝で終わりました。

引き続き良いトレードをして稼いで行きたいところですね。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

現在ずっと続いたレンジを抜けたみたいで上昇が続いています。

直近の目標としては111.60円付近の年初来高値になりそうです。

このポイントは意識されているでしょうからすぐに上抜けるということはないと見ています。

上抜けしてきた場合は112円台を目指して推移するでしょう。

サポートとしては今のところ110.80、110.90、111.10円付近となりますが、

111.60円付近でショートがたまっているかが気になるところですね。

とりあえずは111.60円付近に上昇するまではロングを中心に考えて

近くまで上昇したら決済。

あとは様子見という感じで良さそうです。

111.60円付近でショートをするようであればトレード技術が必要なので

しないでおきましょう。

2021.09.23の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは338ドル高となりました。

中国恒大集団の社債利払い実施でとりあえず目先の懸念は和らぎ株価が上昇。

そして注目されていたFOMCでは市場が思っていた以上に金融緩和引き締め姿勢を示したことで

ドル高となっております。

テーパリングの時期は早くて10月となっており、言及では11月開始を示唆していました。

また利上げ時期は来年の秋頃を想定しており、再来年とされていた利上げ時期も早まる可能性が出てきております。

現在株価も上昇が続いておりこのままリスクオンの流れとなりそうです。

昨日の僕はトレードを1戦だけして1勝となりました。

トレードの回数が減ってきているのですが、

利益をコツコツ増やすことだけを注視していますのでしょうがないと思い

引き続き続けていきたいところです。

EURUSD 1時間足

EURUSD 1時間足

現在EURUSDは下落相場となっておりますが

1.1670付近まで下落はせず1.1680で反発をし始めています。

現在の場所から大きく下落することなく、レンジ相場になりつつある状況ですね。

まずはどこまで上昇するのかという点を注目して出来れば

戻り売りを中心に考えたいと思っています。

短期的な焦点としてはFOMCの時につけた高値1.17560になります。

このポイントを超えてくるようだと短期的には上昇となってくるので

まずはこのポイントでどうなるのかを注目して見ておきたいですね。

とはいえ下値も堅いことが想定されますので

大きく利益を狙うと言うよりコツコツとポイントポイントでトレード決済を繰り返していくことが

良いでしょうね。

2021.09.22の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは50ドル安となりました。

為替市場は小幅に円高、ドル安となっています。

日銀の政策金利は予想通り据え置きとなり、現在は黒田総裁の記者会見待ちとなっております。

そして今日の深夜にはFOMCがありますが、利上げ支持派がどれだけ増えているかという点が焦点になるそうです。

テーパリングの時期の言及はないであろうというのが市場の見方らしいです。

もし10月にテーパリングを実施するのであれば本日言及があるでしょうがどうなるのでしょうか。

中国恒大集団が債務不履行が明日わかりますが、

2つ利払いがある内のオンショア社債利払いの実施を発表しました。

ただオフショア社債の利払いの期限もありこちらについては言及されていません。

中国政府からの発言もないことからいずれデフォルトになる可能性は高そうですね。

そうなってくるとリーマンショックのように世界に波及するかですが

こちらについては限定的だろうというのが市場予想らしいです。

中国バルブの終焉が近そうですが、まずは今日のFOMCでどうなるのか注目です。

昨日は1トレードして1勝で終わっております。

今日、日銀の政策金利とFOMCがあるためすぐにやめましたが、

注目されていた分大きく動く可能性があるので注意したいですね。

CADJPY 1時間足

 

CADJPY 1時間足

現在84.65円に向けて下落しておりますが、

このポイントを抜けてしまうのか抜けないのかという点が焦点になりそうです。

日足レベルではダウントレンド中ですが、週足は上昇トレンド、月足はレンジ相場となっております。

もし安値を更新してくるようだとショート継続、88円を超えてやっと日足レベルで下落トレンド終了となります。

欧州通貨は昨日の時点で安値まで下落しており、安値から反発しております。

欧州通貨の方が先行して動いておりますので欧州通貨が下落するようだと

全体的に円通貨は円高に向かってくるのかもしれません。

今日はFOMCがあるのでなるべくトレードをするつもりはないですが、

もし安値付近まで下落して反発するようであれば短期的にロングを仕掛けたいと思っています。

逆張りになってしまいますので相当注意をしてチャンスがあれば狙って行きたいですね。

2021.09.21の相場分析

こんにちは。蒼士です。

昨日のNYダウは618ドル安でした。

先週ブログに書いた通り中国不動産大手の中国恒大集団が債務不履行に陥るとの懸念が

株安、円高へ向かわせたように思えます。

9月23日に社債の利払い期日を迎えるようで支払いが出来るのかデフォルトになるのかが注目されています。

15日時点で中国住宅都市農村建設省は9月20日が期限の利払いが出来ない見込みと主要銀行に通知したことも

報じられています。

市場は中国政府による救済は期待できないと考えられています。

ただ、一部では中国は資本主義的な経済路線から以前の社会主義的な路線に回帰しつつあり

大企業の国有化も予想されると指摘しています。

負債額が33兆円と大きいことからどこまで世界に影響を与えるのか注意しましょう。

昨日はノートレードでした。

先週の動きから円高に動きやすいと考えていましたが

様子見をして安全策をとった感じです。

明日FOMCと日銀政策金利が発表されますので今日と明日は気を引き締めてトレードをしていきたいところです。

USDJPY 1時間足

USDJPY 1時間足

現在109.30円まで下落しており

前回の安値109.10円が焦点となっております。

このままレンジ下限でFOMCを迎えた場合レンジ割れとなって

下落するということも考えておかないといけない場面ですね。

108.70の安値を割った場合108.55円、108.30円と目標が変わってきますが

流れは下落の流れになりやすくなるでしょう。

そして107.45円を割った場合はさすがに中期的にも上目線はなくなります。

中国の影響がどこまで及ぶのかという点も注意しないといけないため

ロングというよりは戻り売りの方が良さそうな雰囲気です。

ただ、レンジという流れは変わっていませんので

レンジ下限で反発しそうであればロング。

レンジ上限で反落しそうであればショートとわかりやすくトレードをして

レンジを抜けたら損切りとするか

レンジ相場中はトレードをせずレンジを抜けたらトレードをするか

どちらかでトレードをした方が良さそうです。